表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/14

Chapter12【制作秘話】


Chapter12では、「戦争」をテーマに物語が展開します。

アーサー王率いる軍に加え、援軍として参戦したリヴァイアの軍、そしてリリスの軍。三軍が共に戦場に集います。


一方、帝国は緑の量産型ロボット兵を主力として、キングスウッドへと進軍。

その背後からは、ログエル王国軍が挟撃を仕掛け、激しい戦闘が繰り広げられます。


……と、ここまでが大まかな戦況の流れですが、やはり最大の見どころは「召喚獣同士の対決」でしょう。


この召喚獣バトルの描写には、ある作品の影響を強く受けています。

さて、ここでクイズです。

私が参考にしたその作品とは――?













正解は……『新暗行御史』です。


全17巻の漫画作品で、作画を担当されている梁慶一さんの画力がとにかく素晴らしい!

構図・演出ともに迫力満点で、とても読みやすい作品です。


その物語の後半に登場する「桓雄ファヌン」という召喚獣が、戦場で大暴れするシーンがありまして――

その壮絶な戦争描写を思い浮かべながら、今回のシーンを描き上げました。


また、今章では当初プロットになかった新キャラクター「カマエル」と「クシエル」も登場します。

彼らの登場は完全に予定外でした(笑)


さらに、リリスの召喚魔法「ボアレス」も今作で一度しか登場しません。

作中では明かされませんでしたが、実は召喚魔法にはそれぞれ召喚周期が設定されており――

たとえば、リヴァイアは6時間おき、ナイツオブラウンドは10年おき、そしてリリスの「ボアレス」はなんと“半年に1度”しか召喚できない、という設定でした。


本来は最終決戦で登場させる予定だったのですが、ユグドラシル獣王国軍の援護に紛れて実は出ていた、という裏話も。

ただ、そのシーンをきちんと描くと文章量が膨れ上がってしまうため、本編ではやむなくカット……。


今後、文庫本などの形で再編集する機会があれば、ノーカット版や追加エピソードとして収録したいな~なんて思っています。


――まあ、売れたらの話ですけどね!


それでは、次回はChapter13の制作秘話をお楽しみに!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ