表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/30

(二)-11

 私は流れでそのまま個室に入り、お花を摘んだ。

 でもふと思ったんだけど、男子のトイレって、短くない? こんなところに入っている場合じゃないんじゃない? すぐに出ないと、トイレから出てきたムサシ君を捕まえることができなくなっちゃう!

 私は慌てて個室を出た。洗面台で蛇口をひねって出てきた水で右手の人差し指と中指の第一関節から上だけを濡らすと、すぐにトイレを出た。

 ムサシ君はもう出てきちゃったのかな。左右を見回したけど彼の姿を見つけることはできなかった。こっそり男子トイレを覗いてみたけど、誰もいないみたいだ。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ