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女遊びばっかりしてたら妻に愛想を尽かされて野垂れ死んだ馬鹿な伊達男だけど意外にも死んだ後で妻の愛を確認してしまった詩

作者: 暮伊豆

一夜限りの 色事は


二度と会えない 涅槃旅


三日三晩で 三行半


四人女は 夜の蝶


五臓六腑も 奪われる


七つ転んで 八回起きて


九死に一生 得られるか


十徳脱ぎ捨て 侍が


十二星座を 見上げると


不吉な箒の お星様


十姉妹(じゅうしまつ)鳴く 宵の口


十五夜お月 見て果てた




いざ酔い醒めて いざさらば


十七回忌に また逢える


十八番(とくい)の川柳 携えて


幾度も心で 泣いてます


二重まぶたの 愚かな貴方






女遊びばっかりしてたら妻に愛想を尽かされて懐を全部とられて野垂れ死んだ馬鹿でイケメンな侍だけど意外にも死んだ後で妻の愛を確認してしまった詩

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― 新着の感想 ―
[良い点] この詩を読んだ時、本当に感動しました。 技巧も詩も巧みで素晴らしいと思います。 思わず私も数え詩に挑戦してみたのですが、20までいくのが難しかったですし、その上重みのある詩にするのは不可能…
[良い点] これはすごい! 一から順に綴られてるのに意味がちゃんとあって。 暮伊豆様のボキャブラリーの豊富さがうかがえる詩ですね。 リズムもよくて見ているだけで口ずさみたくなりました。 感想にいろいろ…
[一言] これもうまいですねぇ。 20までいけるんですかぁ。 漢字とかうまく使ってますよねぇ。センスに溢れてます!迸るほどセンス!
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