女遊びばっかりしてたら妻に愛想を尽かされて野垂れ死んだ馬鹿な伊達男だけど意外にも死んだ後で妻の愛を確認してしまった詩
一夜限りの 色事は
二度と会えない 涅槃旅
三日三晩で 三行半
四人女は 夜の蝶
五臓六腑も 奪われる
七つ転んで 八回起きて
九死に一生 得られるか
十徳脱ぎ捨て 侍が
十二星座を 見上げると
不吉な箒の お星様
十姉妹鳴く 宵の口
十五夜お月 見て果てた
いざ酔い醒めて いざさらば
十七回忌に また逢える
十八番の川柳 携えて
幾度も心で 泣いてます
二重まぶたの 愚かな貴方
女遊びばっかりしてたら妻に愛想を尽かされて懐を全部とられて野垂れ死んだ馬鹿でイケメンな侍だけど意外にも死んだ後で妻の愛を確認してしまった詩