1/11
第一章 旅立ち 第1部 目覚め
異世界転生モノではありません。
が、作者が主人公最強モノが好みでそれに準ずる形で執筆して行こうと思います。それらが苦手な方は戻るボタンでクルっとした方が無難だと思われます。
また、かなり勢いだけで書いていますので誤字や脱字もあるかと思いますので心の広い方!生暖かい目でご覧になって下さい(笑)
それではルースの旅立ちが始まります^ - ^
「あー、今日もいい天気だ!」
山奥の小屋、1人が問題なく暮らせる程度の広さを持つ家屋で少年【ルース】は樹々の隙間から漏れる朝の陽光を窓から浴び、体を伸ばしながら独り喋る。
一頻り伸びをした後、ベッドから降り朝食を作るためキッチンへと向かおう歩き始めるが…
「おっと! いけね、忘れるとこだった」
寝室の隅にある棚の上
そこには一つの位牌があり、ルースはそこで手を合わせて朝の挨拶をする。
「じっちゃん おはよう。
今日は約束の日だからな」
しばらく目をつむり、手を合わせたままだったが目を開け一呼吸すると
「よし!! とりあえず飯だな!!」
と、再びキッチンへと歩き出した。