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RawRay  作者: コンクリ
3/3

バンド崩壊!?

スクープ

ついにRawRay解散か??


はたして何があったのか…。


今回は伊藤目線ですすむZE笑


伊藤)なぜ僕なんですか!??

「なんでこのフレーズが叩けないんだ。練習してんのか。」

 「おい梶川、口調がきついぞ。精一杯やってんだから、伊藤だって」

 「そうはいっても山口、次のオーディションまでどれぐらいだ」

 「一か月は切ってる。」

 「すいません。もっと、うまければ」

 「今日はここまでだな。じゃあな」

 「おい、待てってばおい。梶川待てってば」

 「ど~すんの~、なかなかひどい状況になってきたけど~~」

 「佐藤、スマンがちょっと黙っといてくれ。」


 こんなにバンドが悪くなっちゃったのは僕のせいだろう

もう少しうまければ、オーディション、受かってるのかもしれない

そう考えると胸が痛くなる

 「あの、今日のスタジオのお金、僕払うんで、・・・・・・

 自主練させてください」

 「払ってくれるんならいいよ~~。じゃ~ね~」

 「いいのか、伊藤。今日は結構高かったけど。確か全部で5000円ぐらいだけど」

 「大丈夫です、自主練したいんで」



 ドッドッタン ドッドドンタン ドッドッタン ドッドドンタン

 (基礎的なとこすらあやしんだよなぁ、みんなに迷惑かけてんのはわかんだけど

  どうすればいいか全く分かんない)

 スタジオの中にドラムの音が響く 

ほんとにうまければ、いい意味でテンポが変わってくるが

僕のはただ単に乱れているだけ

おんなじテンポにすらならないなんて・・・・・・




 「梶川~~歩くの速いよ~~」

 「お前が遅いだけだ」

 「突っ込みがいたすぎる~~も少し弱くして~~」

 「それにしても、あんな言い方ないだろ。練習してんだぞ、あれでも」

 「あれでもか あれでもって言ってる時点で、下手だって思ってんだろ。

  それを言葉にすることの何が悪い??」

 「そうだけど・・・。」

 「駄目な奴はそぎ落としていくしかないんだよ。上に行くためには」

 「そりゃ~~ひどいな~~ いつ自分が落とされるかわかんないよ~~」

 「もしそうなるんだったらそれまでの人生だってあきらめるさ」

 「ひさしぶりだねぇ~~考えが合わなくなるのわぁ」

 「俺、あいつのバンドに入る。9:10のギターとして生きてく」

 「おい、てことはこのバンドから抜けんのか??」

 「しょうがないだろ、下手なんだから」

 「すみません、下手で・・・。うまい人は、うまい人と組むべきですよね

  僕なんていらないんですよね・・・。」

 (聞いてたのか、どうすんだよ、梶川。)

 

 「あぁ、本日でおれはこのバンドをやめる。以上」

 

 「しょうがない~~、俺も抜けるよ~~これは、約束だし~~

  あいつ嫌いなんだけどな~~」

 「みんな抜けんのか……

   じゃあいい。

   俺は伊藤とやっていく。

   文句あるやつはいないよな」

『いや、うちは許さへんで~~。山口君、あんたもきいや。

 才能あるんやから、それを役に立てなあかんやん』

「俺は……俺は……」

「山口君、いいよい言って。本当はあっちのバンドの方がいいんでしょ??」

「俺は…………





 RawRayのベースだ!!」




『そっか、うちらのバンドに来ればよかったのになぁ~~

 まぁ、ええか。あんたら、がんばり~や。うまくなったら対バンしてあげるから

ほなさいなら。いくで、うちのヴォーカルとギターさんよ』



「ほんとによかったの??これで」

「自分で選んだ道だからいいんだ、ヴォーカルはおれがやる」

「じゃあ曲は僕が作ります」

「作れんのか??」

「はい、佐藤さんの見てたら覚えました。」

「ラッキー、じゃあ作ってきて!!」

「わかりました、さよなら」


「いや~ほんとに解散するとは~~(笑)」

『これが正解や!!』

「いつか、別れておいてよかったってなるさ」




 


伊藤)山口君って歌うまいんですよ!!


コンクリ)へぇ~そうなんだ~~


伊藤)どうでもいい雰囲気ださないでください


そういえば、次の話ほとんど書き終わってるんだ!!


次回「それぞれの道」

ぜひ読んでね笑

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