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RawRay  作者: コンクリ
2/3

外バンってどうよ??

山田)あぁ~あ、いきなり崩壊かよ…。


コンクリ)そんなもんだってwww

     しかもまだ、決まったわけじゃないし笑

 ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ バチ


眠いんだけど、今何時・・・・・・

10時!? なんでこんなに寝てたんだよ・・・。ベースも一緒に布団にあるし

弾いてる時に寝てたのか・・・。何してんだ俺は・・・。

しかも今日は、佐藤と梶川と一緒にスタジオに行く予定なのに。

「おはよう兄ちゃん、起きたんだもう」

「おはよう、今日の朝ごはん何??」

「朝ごはんなんてあるかぁーー、といいたいけど今日はパンだよ」

「なら持っていく、今日スタジオだから。」

「でも食パンだけど・・・。」

「大丈夫、たぶん・・・。どうにかなる・・・と思う。」

「じゃあいってらっしゃい」

弟の声を聴きながら、自転車に乗って俺はスタジオへと向かった


「で、なんでお前がいんだよ」

(俺がいない間になんで喧嘩してんだよ。何があったんだよ)

「頼もう~~」

『だまらっしゃい、あんたは関係ないやろ。』

(えっと誰でしょうか・・・。今日は三人でスタジオだった気がすんだけど

 しかも、関係ないって無茶苦茶だし・・・)

『誰って顔をすんな。うちは9:10のドラム、野地だよ!!知らんか??』

「何いきなり言ってんだよ、こいつは関係ないだろ~~。」

あぁ、二人が呼ばれてたバンドって聞いてたけどここだったか

なかなか、個性的な・・・。

『せやから、変な目で見んなって言うとるやないか』

心を読むのかこいつは

「それで野地さん、何の用ですか。本日はうちのバンドだけでやる予定でしたが・・・。」

『選抜したいんや、うち。あんたらを、3パートすべてを』

(何言ってんだこいつ)

どうしてくれんだよ、この空気。

 ハ、これが噂の新手の告白か??

・・・・・・・・いや、野地さん、言ってから後悔したって顔しないでください

こっちだって気まずいですけど、ねぇ佐藤??

「なら、俺らの演奏聞いていく~~??」

お前、ほんとマイペースだな


「それが一番わかりやすいだろ」

(梶川、本日の第一声がそれか・・・。まぁ、やるか!!)

『やっぱり、あんたらうまいな。ギターとヴォーカルだけにしようかと思っとったけど、ベースもほしくなりよったわ~~』


このひと、俺まで誘い込もうとしてんのか

 「俺は、嫌だなぁ~~~お前嫌いだし~」

 『そこまで言わんくてもよくない』

 「佐藤は大丈夫か、梶川、お前もいかないよな」

 「そこまで言い切ることはできないな」

 『ちゅうこた、まだバンドに来る可能性あるっちゅうことか??』

 「俺はいかないぞ」

 『ベースは来ないんかい??残念やな。まぁ、うちのバンドの演奏も見に来てほしい。伊藤君よりうまいよ。ほな、さいなら~~』


「練習するか・・・。」


正直今日はあまりいい演奏じゃなかった。みんなの気持ちに迷いが出てきてる

今日はお開きか・・・。

「あんまあの人好きじゃないけど、梶川が行くなら俺もいくかなぁ~~~~」

「俺も、そうするかな。伊藤は・・・。」

「深いことは考えないでさ~~さっさと決めようぜ!!」

「今日はいいよ、もう。」

「じゃあ、さよなら~~」


最近、ドラムのうまい人はなかなかいない。あの人が叩くのを最後まで見ることはなかったが、もし伊藤よりうまければ・・・。

やめよう、考えるのは。さっさと寝るか。今日起きたの遅かったし


「兄ちゃん夜ご飯食わないの??」

弟にすぐ寝るっていっとけばよかった


山田)本当に大丈夫なんだよね!?


コンクリ)大丈夫!!解散したら小説終わるじゃん!!


次回、「バンド崩壊!?」


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