表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A・D・C ~夢の後の悲劇~  作者: 琥月澪
第1章 きっかけ
5/22

第1章 part4

「あれ? なんで俺はこんなところにいるんだ?」


眼を開けるとまず最初に飛び込んできたの雄大な空だった。雲一つない空が視界いっぱ

いに広がっている。

辺りを見渡し目をこすってみる。しかし、世界は何も変わらず、現在の状況を理解しな

ければならない状況だった。

縦、横二〇メートルくらいの大きな地面。ところどころ荒れつつある地面は下を見て歩

かなければつまずいてしまいそうである。各端には高さ三メートルくらいのフェンス

が設備されている。だが、設備と入れる設備はほかになく、ベンチやちょっとした花壇な

ど、そういった類のものは何もなく、真ん中あたりにドアが一つ置かれているという殺風

景なものだった。

空を吹き抜ける風は冬の風のように冷たく、体の芯まで凍えるようだった。


「ど、どこだよここ……」


再び辺りを見渡す。

見える限りでは本当に何もない。

蒼麻は地面の端まで歩き、フェンス越しに下を覗き込む。

そこから見える景色に見覚えがあった。


「こ、これってビルの屋上?」


下には小さな車が走っていて、米粒のように映る人の姿もあった。

ここは蒼麻のクラス町で一番大きなビル。蒼麻の通う夢咲学園(ゆめさきがくえん)のすぐ近くに位置するた

め、登ったことこそなくとも、辺りの風景くらいはなんとなく知っていた。

だが、ここにいる理由が本当にわからない。恋雪にシュークリームを買って、そのあと

は家に帰って寝た。寝たはずなのだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ