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A・D・C ~夢の後の悲劇~  作者: 琥月澪
プロローグ
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プロローグ

『A・D・C』は英語の『After・Dream・Crisis』の頭文字をとって『A・D・C』となっています。

意味は題名通り『夢の後の悲劇(僕が英語苦手なので順番違うかも)』です。


現在進行形で書いてて今のところ終わりをどうするか分からない迷い猫状態ですが、見守って、また感想をくれるとうれしいです。


PCに打ち込んでこそいますが、まだまだ見直すつもりで後々直していくのですが、気になった部分なども感想でくれるとうれしいです。


また、二次創作ではありませんが、人気ライトノベル『デート・ア・ライブ』に少し影響されてる部分があるかもです。


☆プロローグ☆


全ての音が止んだ。

人の話し声、足音、車やバイクの走行音、どこからか聞こえていた機械音、そんな小さなこと、ものだけじゃない。全て、全ての音が止んだ。

颯爽(さっそう)と吹き抜ける風、(とどろ)いていた雷鳴、いつの間にか降っていた雨さえも(さえぎ)られた。


――無、今までにない環境、それがどんなに恐怖するものかまるで分っていなかった。

いや、違う。今までにない環境じゃない。そういった環境なら作ろうと思えば作ることが出来る。

異質、その一言だった。


ただ――そんな異質さえもひねりつぶす、まるで子ども扱いするようにそびえるものが蒼麻の眼前(がんぜん)にはあった。――否、いた。


「お前……か?」


ただひたすらに前を向いていた存在が振り向く。

振り向いて正面から見ることで分かることがある。

その顔は、その表情はまるで何物にも代えることのできない、一度見てしまうと二度と忘れることが出来ないであろう、それほどまでに美しかった。


「こ……これは……?」

小さな声さえも世界に響き渡る。


「これか? お前の世界、力だ」





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