第3話 浮気発覚!?
(さてと...昨日のこともあってあのカップルは別れたかな...)
と藤田は願いながら教室に入る
すると
「まさか浮気してたなんて...」
(まさかの男が浮気してたー!?)
「だから!違うんだって!」
(意味わかんね…※O型)
圧倒的一途な藤田は呆れながら鞄から小説を取りだし、こてっこてのオタク向けラブコメを読み始める。
藤田も恋愛経験(失敗)済みなので恋愛に興味ないって訳では無い
「ほんと!最低ね」
「だから!」
「スポーツしか取り柄ない人ってみんなこうなんかねぇー」
「それはあんたの勘違いだろ?俺は少なくともそれには当てはまらないね」
「黙って?」
「なんでだよ?」
「もう名前ですら呼ばないでくださる?」
「なっ!?」
「意味わからないと思いませんか?藤田さん?」
(急に俺に話題振るなや)
「まぁ...」
(もういいだろ...別れてくれ、気ままに小説読めるから)
「まぁそう言うと思ってた藤田さん!当たり前だよね!意味わかんないもん!」
「藤田おめぇー!」
(しらねぇーよ浮気したお前が悪いだろ)
「しらねぇーよ浮気したお前が悪いだろ」
(まさかの考えてたこと同じくw)
「まぁありがとう藤田さん」
「あぁ...はい」
「でね?別れようと思うんだ!いいと思うかな?」
「別れるのが最適かも...」
「だよね!なんか安心したー、あ!名前言ってなかったね、わたし佐藤あや!よろしく!」
「藤田です...」
「待て!俺の話も...」
「何?あんた」
「うわっ!」
(もう知らない人扱いか...これは相手さん相当きついだろうな)
そんなことを考えていると教室に担任が入ってきた
「えぇー騒いでいた生徒が多かったので席替えをする」
(先生、もうその必要無くなったも同然です)
その後一人一人名前を呼ばれ、その席に着くようになっている
「佐藤あや」
「はーい」
先生に呼ばれ先程の佐藤もその場所に行った
場所は窓側の後ろでいわゆる主人公席だ
「その隣、藤田」
「え?あ、はい」
(俺か...隣の人聞いてなかった)
「お!藤田くん!」
「あ!佐藤さん...」
「よろしくねぇー」
「よろしくっす」
(さてと...周りを見渡す限り妥当すぎる人を鎮めるために作った席のようだな、すみません先生、佐藤さんとは仲良くするしか方法がありません、あの人敵に回すとこの学校の全てに敵に回すも同然です)
そしてふと隣を見た
佐藤とさっきまで付き合っていた男子、影山亮がすぐに隣の女子と会話を楽しんでいる
「ねぇ、藤田くん」
「はい?」
「藤田くんの隣にいる影山、あいつらいつか付き合うと思うでしょ?」
「あぁ...確かに」
「いつも通り生活していいからさ、付き合いはじめたら私の作戦、手伝ってくれない?」
「いいですよ?」
「じゃあその時はよろしく」
(なんのことか分からないけど楽しそうなのは確定してるし、断るのもこの学校に生き残るためにはマイナスだ。失敗も許されないだろう)
そんなことを考えながらまた小説を取りだし読み始めた。
隣でイチャついてる影山を横目に...
(もしかすると、これからが物語で言う本編なのかもな...まぁ別になんかの主人公って訳じゃないし)




