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『異世界迷宮は和食のあとで』―その男の料理、食えば無双―  作者: 二天堂 昔
第二章『ギルド運営は和食のあとで』

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第35話『まさかの“和食ギルド設立”!? どうなる異世界和食無双!!』



――宴の翌朝。

まだ酒の匂いと笑い声が残るギルド本部にて、俺は呼び出しをくらっていた。


目の前の椅子には、豪快に腕を組むギルドマスター・グラディオン。

昨日の甲羅酒がまだ抜けてないのか、顔はほんのり赤い。

しかし目だけはギラギラと輝いていた。


「にすけ――貴様の和食は、もはやただの料理ではない!」


「……あぁ? いや、飯は飯だろ。焼いて煮て食わせて泣かせる、ただそれだけだ」


「それが問題なのだッ!」

ドン、と机が揺れ、ギルド職員たちが書類を抱えたまま飛び上がる。


「お前の屋台は毎晩祭り! 冒険者の士気は天井知らず! 一般市民まで押し寄せ、もはやギルドが手に負えん!」


「……はぁ」

俺は額を押さえた。嫌な予感しかしない。


そして案の定――ギルドマスターの口から、爆弾のような言葉が投げ込まれる。


「にすけ! ギルド直属――“和食ギルド”を設立せよ!!!」


広間の空気が凍りついた。


「「「「「はあああああああああっ!?」」」」」


フィリーネが机をひっくり返し、リリナが「おにぎりギルドなの!?」と叫び、クロフィードは仮面を外しかけ、ドリスは腹を抱えて爆笑。

職員たちや鍛冶屋衆、そして居合わせた冒険者まで一斉にざわめき立った。


「……おい、俺はいつからそんな大層な存在になったんだよ」

にすけのぼやきは、やはりこの日も喧騒にかき消された。



「和食ギルド!? そ、それって……どんな組織なのよ!」

フィリーネが目を剥き、耳まで真っ赤にして机をばんばん叩く。


「リリナわかったの! 入会したら毎日おにぎり食べ放題なの!」

「そんな制度ねぇよ!」

にすけの即ツッコミに、リリナはしょんぼり……かと思えば尻尾をぶんぶん振り回して「でも食べ放題がいい!」と駄々をこねる。


クロフィードは顎に手を当て、冷静に呟いた。

「……和食を通じて人心を掌握し、秩序を築く。つまりは“食を統べる影の組織”か」

「お前の解釈だけやたら怖ぇんだよ!」


ドリスは大斧を肩に担ぎ、豪快に笑った。

「ぬはは! 会員証を持っておれば、どこの迷宮でも“唐揚げセット”が出るんじゃな!」

「……それ屋台チェーンじゃねぇか」


そこへモブ冒険者たちが口々に叫ぶ。

「俺、和食ギルド入りたいっす! 階級は“塩むすび級”からですか!?」

「いやいや、最上位は“ラーメン将軍”に決まってるだろ!」

「“たこ焼き十段”とかもありそうだな!」


ギルド職員まで混ざり始める。

「入会金はいくらでしょうか!? まさか銀貨二十枚で食べ放題とか……」

「予算書に“味噌汁経費”って記載する日が来るとは……」


鍛冶屋衆まで酒を片手に声を上げる。

「ふはは! 和食ギルドのためなら、ワシらが“鍋と武具を兼ねた特別製”を打ってやるぞ!」


そして――町娘姿の女神が両手を高々と挙げて宣言した。

「決まりよ! 私が副ギルドマスターをやるわ!!」


「おい待て女神! お前が一番ノリノリじゃねぇか!」

にすけの絶叫が広間に響き渡った。




「よーし静まれッ!!」

グラディオンの豪声が響き渡り、広間がびりびり震えた。

職員も冒険者も鍛冶屋衆も、ピタリと口を閉じる。


「……和食ギルドは冗談でも戯言でもない。必要なのだ」


その真剣な眼差しに、皆がごくりと唾を飲む。


「にすけの料理は、ただ腹を満たすものではない。疲弊した冒険者の心を癒やし、恐怖に怯えた者を立ち上がらせ、命を繋ぐ力を持っている」


「……それは……」

フィリーネが思わず声を漏らす。


「この十日間で証明されたはずだ。屋台は毎晩祭り、誰もが笑顔になった。市井の人々も集まり、都市全体の活気を底上げした。和食は、街の灯火なのだ!」


グラディオンは机を叩き、熱を帯びた声で続ける。


「そして迷宮だ。深層に挑むには、剣や盾だけでは足りぬ。心を守る食が必要だ。和食を学び、広め、継承する組織――それが和食ギルドだ!」


「……!」

冒険者たちの瞳が輝きを帯び、職員たちがざわざわと頷き始める。


「にすけ! 貴様はもう一人の料理人ではない。街と迷宮を繋ぐ“食の要”だ!」


広間全体が熱気を帯びる中――にすけは頭をかきながら深いため息をついた。


「……ったく。飯屋でありゃそれでいいと思ってたんだがな。ギルドなんて背負えるタマじゃねぇんだが...」


しかし、その言葉とは裏腹に、にやりと笑う口元があった。



「和食ギルドかぁ……じゃあ役職を決めなきゃだよね!」

リリナが尻尾をぶんぶん振りながら、きらきらと目を輝かせた。


「べ、別に私は興味ないけど……副ギルマスの椅子くらい、私が座ってあげてもいいわよ!」

フィリーネが耳を真っ赤にして胸を張る。


「はぁ!? 副ギルマス!? それは私の席でしょ!」

町娘姿の女神が即座に割り込む。


「はぁ!? なんであんたが!? 昨日来たばっかの新参者じゃない!」

「新参者でも女神なのよ! にすけを見抜いて選んだのは私! だから副ギルマスは私のもの!」

「そ、それはズルい理屈でしょ!」

「ズルくない! 女神の権限です!」

「女神の権限でギルド役職決めないでよ!」


二人は机の上でばちばちと火花を散らす。

にすけは額を押さえてため息をついた。

「……勝手にギルマス選挙すんな……」


その横で、ドリスが大斧を担いで高笑い。

「ならばワシは“酒宴部長”じゃ! 宴会のたびに樽を山積みにしてやる!」


「……俺は“影務担当”だな」

クロフィードは仮面を半分ずらし、低く囁いた。

「裏から仕入れと人心掌握を任せろ」


「リリナは“看板娘長”なの! かわいい笑顔で集客するの!」

「私は“副ギルマス”って言ったでしょ!!」

「だからそれは私がやるって言ってるでしょ!!!」

フィリーネと女神が同時に叫び、またも大乱闘。


モブ冒険者たちまで大はしゃぎだ。

「俺、“焼き鳥班長”に立候補します!」

「俺は“味噌汁研究部長”!」

「いやいや、“たこ焼き十段師範”の称号は譲らん!」


ギルド職員まで混ざり出す。

「じゃあ私は“会計係”を……ただし給料はおにぎりで!」


ギルドマスター・グラディオンは豪快に机を叩いた。

「ははは! これだ! すでに和食ギルドは動き出しておる!」


にすけは頭を抱え、天を仰いでぼやく。


「……俺はまだ承諾してねぇって言ってんだろ」

にすけは両手を広げて皆を制した。だが――誰一人、聞いていなかった。


「にすけ! 副ギルマスは私がやるからね!」

「いいえ! 副ギルマスはこの私よ!」

フィリーネと女神が机の上でにらみ合う。


「看板娘長はリリナなのー!」

リリナがもふもふ尻尾をぶんぶん振る。


「酒宴部長はワシだと言っとるじゃろが!」

ドリスが樽を片手にぐいっと煽る。


「……裏方の根回しは任せておけ」

クロフィードは仮面越しに不気味な笑み。


モブ冒険者や職員、鍛冶屋衆まで好き勝手に役職を名乗り始め、広間はすでに学芸会のような大混乱。


そんな中、一人の若い冒険者がぽつりと呟いた。

「……でもさ。にすけさんがいなかったら、俺たち……迷宮で生き残れてたかな」


別の冒険者がうなずく。

「そうだな。あの肉じゃがで救われた夜、忘れねぇ」


ギルド職員の一人も声を上げた。

「屋台で食べたおにぎり……あれで、私、初めて“生きててよかった”って思ったんです」


鍛冶屋衆も大声をあげる。

「和食は武具と同じじゃ! 命を預けられるもんだ!」


次々と響く声に、にすけは沈黙した。

胸の奥で、五十年料理に捧げてきた日々の記憶がざわめき出す。

弟子の笑顔、暖簾を掲げた仲間の姿、そして――この異世界で泣き笑いする冒険者たちの顔。


「……ったく」

にすけはゆっくりと立ち上がった。


「お前らにそこまで言われちまったら……もう逃げられねぇじゃねぇか」


そう言って、にやりと笑う。


「いいだろう! 和食ギルド――ここに設立だ!!」



――脳内アナウンスが響く。


《和食ギルド設立ボーナス! 経験値+100000!》

《累計経験値330000》

《ギルド威信補正:士気上昇・集客効果+大》

《称号:和食ギルド創設者》


「……はっ。やっぱりな。こういうことになると、脳内も黙ってねぇか」

にすけは鼻で笑い、皆の前に立った。


「よし、せっかく設立したんだ。適当に放っておくわけにゃいかねぇ」


仲間も冒険者も職員も、期待に満ちた目で彼を見つめる。

にすけは深呼吸し、ゆっくりと告げた。


「和食ギルドの社是は一つ――“飯で泣かせろ”だ」


「……泣かせろ!?」

全員が一斉に声を上げる。


にすけは頷き、真剣な表情を見せる。

「ただ腹を満たすんじゃねぇ。ただ旨いだけでも足りねぇ。心を震わせ、涙が出ちまうほどの一皿を出して、初めて和食なんだ」


その言葉に、リリナがぽかんと口を開け、フィリーネが顔を赤らめ、クロフィードが静かに頷く。

ドリスは酒をあおりながら笑い、ギルドマスターでさえ腕を組んで唸った。


にすけはさらに続ける。

「そして社訓は三つ!」


指を三本立てて高らかに言い放つ。


「一、仕込みの出来が全ての勝敗を決める!

二、客を笑わせ、泣かせてこそ真の料理人!

三、腹いっぱい食わせて送り出せ!」


「「「「「おおおおおっ!!!」」」」」

広間に大歓声が響き渡り、誰もが拳を突き上げた。


にすけはにやりと笑い、締めの一言を叩き込む。

「これが“和食ギルド”だ! 文句あっか!」



にすけの声が響き渡り、広間が熱狂に包まれたその時――。


「……ふふっ、やっぱりね」

町娘姿の女神アリュ・エインが、胸の奥からこぼれるように笑った。


「私の目に狂いはなかった……! にすけを選んだ私、やっぱり最高に偉い! 超えらい! 神界全史に残る慧眼だわ!」

自分で自分を褒めちぎり、うっとりと目を潤ませる。


にすけは思わずこめかみを押さえる。

「……お前なぁ……」


すかさずフィリーネが椅子を蹴って立ち上がった。

「はぁ!? 何そのドヤ顔! にすけをここまで支えてきたのは、ずっと隣で屋台手伝ってた私なんですけど!」


女神は振り返り、挑発的に微笑む。

「でも決め手は“選ばれた”こと。神の直感には勝てないでしょ?」


「直感直感ってうるさいわね! 私は努力と現場力で勝負してるのよ!」

「でも神の直感は努力の上にあるの!」

「なによそれ!!」


二人が顔を突き合わせて、またも火花を散らす。


リリナがもふもふ尻尾をばふんばふん振って仲裁に入る。

「ふ、ふたりとも落ち着いて! リリナはどっちも大好きだから!」


クロフィードは影の奥で小さく笑った。

「……嫉妬と誇りが交錯する。和食ギルド、波乱の幕開けだな」


ドリスは大笑いしながら樽を叩いた。

「ぬははは! 副ギルマスの席を決めるだけで大戦争じゃの! 面白いわい!」


にすけは大きなため息をつきつつ、肩をすくめた。

「……和食ギルド、波乱万丈にも程があるな」




にすけが腕を組み、じろりと町娘姿の女神を見やる。


「で、女神さんや。しれっと“副ギルマス”とか言ってるけど……女神としての仕事はどうすんだ?」


問いかけに、周囲の冒険者や職員、鍛冶屋衆までもが「そうだそうだ」と首を縦に振る。

天界にいるべき存在が、地上で副ギルマスってどう考えてもおかしい。


女神はぴくりと肩を震わせた後、にこりと笑った。

「あれ、言ってなかったかしら?」


「……ん、なんか嫌な予感がするが一応聞いておこう、何をだ?」

にすけの目が細くなる。


女神は胸に手を当て、きっぱりと言い放った。


「わたし――冒険者になろうと思うの。にすけのパーティーでね!」


「「「「「「えええええええええええーーーーーーーっ!?!?」」」」」」

広間全員の絶叫が爆発した。


フィリーネは椅子をひっくり返しながら立ち上がる。

「ちょ、ちょっと待って! なんでアンタがここに加わるのよ!? ただでさえややこしいのに!!」


リリナはもふもふ尻尾を総毛立たせて飛び跳ねた。

「えっ! 女神さまが仲間!? ……え、じゃあリリナより可愛いとか言われたらどうするの!? うわーん!!」


クロフィードは顎に手を当て、冷静に呟く。

「……神まで味方につけるか。にすけ、いよいよ都市どころか世界を揺るがすな」


ドリスは大笑いしながら樽を持ち上げる。

「ぬははは! 女神が仲間入りか! 面白い! 宴が毎日できるのぅ!」


ギルドマスターは額を押さえながら呻いた。

「……い、いや、女神がギルド所属って前代未聞だろ……天界はどうするんだ……?」


女神はキラキラした瞳でにすけをまっすぐ見つめた。

「決めたの。わたし、にすけの料理をもう手放せない。だから冒険者として、あなたの隣で食べて、戦って、生きたいの!」


「……いや、戦うのはまず飯食ってからにしてくれ……」

にすけのぼやきは、またも広間の大爆笑にかき消された。



「で、女神さんよ……」

にすけが腕を組み、じろりとにらむ。

「冒険者になるって言ったが……アンタ、そもそも戦えるのか? なにが出来んだ?」


広間の空気が静まり返る。

皆が「そうだそうだ」と耳をそばだてる中――女神はどや顔で胸を張った。


「ふふん、聞いて驚きなさい! わたしは神界一の万能才女! 光魔法はもちろん、癒やしもバリアも歌って踊って盛り上げることだって出来るのよ!」


「万能アイドルかよ!」

にすけが即ツッコミ。


「それに――これ!」

女神はスカートの裾から、ひょいっと一本の杖を取り出した。

宝玉がきらきら光り、まるで舞台照明のスポットライトみたいにピカピカ輝いている。


「神界直送、オーダーメイドの“光杖ひかりづえルクス・プリマ”よ! 可愛いだけじゃなく、性能も抜群!」


フィリーネが眉をひそめる。

「……それ、本当に戦えるの? 見た目ただの飾りじゃないの?」


「なっ! 飾りじゃないわよ! ……たぶん」

女神は頬を膨らませてプイと顔をそらす。


リリナが目をきらきらさせて近づいた。

「ねぇねぇ! 女神さまの必殺技ってなに!? リリナに見せて!」


女神は勢いよくポーズを決めた。

「必殺技は――《女神の祝福☆ミラクルシャイニングハートビーム》!!」


「長ぇし覚えにくい!」

にすけのツッコミに、フィリーネも机に突っ伏して頭を抱えた。


クロフィードは仮面の下で小さく笑った。

「……だが確かに、神の力を持つなら心強い。問題は……暴走せねばいいが」


ドリスは腹を抱えて大爆笑。

「ぬははは! その必殺技の名前、敵より先に味方を笑い死にさせるぞ!」


女神はふんと胸を張り、にすけを見据える。

「どう? これでも“戦力外”って言えるかしら?」


にすけは頭をかき、深いため息を吐いた。

「……いやまぁ、戦力っていうより……賑やかし要員だな」


「なによそれぇぇぇ!」

女神の叫びが、広間にこだました。




「女神と町娘冒険者の二刀流ねぇ……」

にすけは腕を組んで、にやりと笑った。

「某スーパースターじゃねぇんだからよ」


「す、すーぱーすたー!?」

女神は目をきらきらさせて両手を振り上げる。

「いいじゃない! 私、冒険もこなせる万能アイドル枠でいくわ!」


「勝手にアイドル宣言しないでちょうだい!」

フィリーネが即座にツッコむが、女神は気にも留めない。


にすけはふっと笑い、肩をすくめた。

「まあ……賑やかなのは嫌いじゃねえがな」


その言葉に、リリナが「わーい!」と飛び跳ね、尻尾をばふんばふん振り回す。

クロフィードは仮面の奥で小さく笑みを漏らし、ドリスは豪快に酒をあおって「ぬはは! 宴の席がますます騒がしくなるのぅ!」と笑った。


にすけは全員を見回し、パン、と手を打った。

「よし、じゃあ和食ギルド運営の具体的な話を詰めていくかね」


広間が一斉にざわめき立つ。


「拠点はどこにするんだ?」

「役職はどう振り分ける? 結局、副ギルマスはどっちなんだ?」

「会費は? 会員証は? 昇級試験に味覚テストとか!?」

「メニューに“毎日味噌汁”って必須項目を加えるべきです!」


冒険者も職員も鍛冶屋衆も入り乱れ、勝手に議論が飛び交う。

ギルドマスター・グラディオンまで加わり、机をばんばん叩いて叫んだ。

「和食ギルドの軍資金はギルド本部が支援する! ただし俺の飯は最優先だぞ!」


「こらマスター! 職権濫用は見逃せませんよ!」

職員が一斉に突っ込む。


にすけはそんな大混乱の中、静かに笑みを浮かべていた。

「さぁてと……面白くなってきやがったな」




次話へ続く――。






◆あとがき◆


にすけ

「ついに和食ギルドなんてぇもんが立ち上がっちまったな。飯作って泣かせるだけの俺が、ギルドの看板背負う日が来るとは……人生わからねぇもんだ」


フィリーネ

「でも忘れないでよ! 一番隣で支えてきたのは私なんだから! 副ギルマスは絶対私がやるんだからね!」


女神(町娘姿)

「いいえ! 副ギルマスは私! だって“にすけを選んだ女神”なんだから当然でしょ!」


リリナ

「ええー!? 二人でケンカしないの! リリナは“看板娘長”なの! 毎日おにぎり握るの!」


クロフィード

「……秩序は混沌より生まれる。和食ギルド、波乱を抱えて歩み出すか」


ドリス

「ぬはは! 役職争いなんぞどうでもええ! 宴さえ盛大ならそれでよい!」


ギルドマスター・グラディオン

「わはは! 和食ギルドはすでに都市の誇りだ! 我が名にかけて全力支援するぞ! ……ただし俺の飯は最優先だ!」


にすけ

「いや、だからそれは...まぁいいか……」


女神(町娘姿)

「次回――和食ギルド、記念すべき初仕事!? 私、女神冒険者としての本領を発揮するわ! にすけ、見てなさい!」


フィリーネ

「ちょっと! アンタだけ目立たないでよ!」


全員

「次回も大波乱確定!? 和食無双はまだまだ止まらない!!」

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