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美鈴、色々考えているみたいですね

美鈴とミィレインとファルスは案内された部屋で待機しながら考えごとをしていた……。

 ここは里長マルバルトの屋敷。そして美鈴たちが案内された部屋だ。

 美鈴たちは現在、各自好きな所に座り待機している。

 椅子に座りファルスは、テーブルに寄りかかって考えごとをしていた。

 美鈴はソファに座り色々なことを考えている。


(ドラバルト大丈夫かな? んー……そういえばマルバルトさんの姓って、ドラバルトと同じだった。って、まさか家族か親戚なの。

 そうだとしたら……さっきの態度はどういう事かな? まるで他人のように振舞ってたし)


 そう思考を巡らせるも、美鈴は分からなくなり悩むのをやめた。


 一方ファルスは、不満そうな顔をしている。


(あれから一ヶ月か……どうも空気がオレには合わんな。なんとか体の方は、環境に合わせて調整している。だが、やはり熱が足りん)


 余程、熱い環境の方が好きなようだ。


(うむ、ここまでミスズ達と旅をしてきた。その間、色々な大陸に立ち寄ってきたが……なぜスイクラムはこんなに種族を増やしたのだ?

 こんなに種族がいたら管理するだけでも大変なはず……それなのに何を考えている。それに以前は魔王とか云う悪の存在がいたらしいしな)


 そうこう思考を巡らせていた。


(今は魔王は居ない、しかしまた治安が悪くなれば……復活するかもしれぬ。まあこれは、ここまで旅をして仕入れた情報をもとに推測したものだけどな。

 そうだとしても、これを阻止するすべも考えておく必要がある。ハァー、なんでオレがスイクラムの尻拭いをしなければならない)


 そう考えると頭を抱える。


 片やミィレインは、美鈴の近くのソファの肘掛の上にいた。


(退屈ニャのよねぇ。ここまで何もニャかったのは良かったけど……アタシは、なんのためにここにいるのかニャあ~)


 そう思いながら、ボーッとしている。


「ねぇ、ミィレイン。そういえばスイクラムって、この世界の女神だよね」

「そうよ。だけど、今は罰を受けてこの世界に居ないわ」

「そうか……そうなると、この世界に神が居ないんだね?」


 それを聞きミィレインは頷いた。


「だけどそのことについては、この前ミスズだけに教えたわよね」

「うん、そうだね。ファルスのことも……」


 そうミィレインは美鈴に、ファルスが他世界の神の使いだと嘘を交え教えている。


「そのことについては、アタシの意識に話しかけてほしいのよね」

「あ、そうだった。そうだね……とりあえず確認したかっただけだから、これからはそうする」

「その時は言ってね、いつもミスズの傍に居るんだから」


 そう言われ美鈴は、コクッと頷く。


「それはそうと、ドラバルト遅いね」

「確かに遅いわね。何もニャければいいけど」

「いくらなんでも、馬鹿な真似はしないだろう」


 ファルスはそう言いながら美鈴の近くまできた。


「それならいいんだけど」


 そう言い美鈴は、ファルスとミィレインをみる。

 そしてその後も美鈴たちは、ドラバルトがくるまで話をしていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『あのさぁ、今回も話の進みが遅くなるの?』…by美鈴


『そのつもりはないけど、他の話も入れてくから……結局そうなるね(;'ω'∩)……』…by作者


『ハァ━(-д-;)━ァ……』…by美鈴


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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