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「無」能力だけど有能みたいです〜無能転移者のドタバタ冒険記〜②《激闘の章》  作者: みけ猫 ミイミ
第一章《証明と始まり》

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美鈴、これどうするんですか?

美鈴は自分の命を狙ったのがドラバルトの妹だと分かり複雑な気持ちになりながら話を聞いていた……。

 美鈴を襲った魔王崇拝派の一人がドラバルトの妹であるミャルモ・バッセルだった。

 それを聞いた美鈴は、複雑な気持ちになる。

 片やドラバルトは、なんでだと思い頭を抱えていた。


 そして美鈴たちは現在、そのことについて話をしている。


「ドラバルトの妹が、ウチの命を狙った……」

「そうらしい……すまん、ミスズ。まさか、ミャルモが……」

「うむ……ミャルモは、母親のリャルモと別に暮らしている。それ故に、居場所は分かっていても監視ができんのだ」


 そう言いマルバルトは、つらそうな表情で俯いていた。


「だが、そもそも……なぜ母上と別に暮らしているのです?」

「ドラバルト……実はな。昔、お前のことで喧嘩したのだ」

「そういう事か……俺のせいで。でも、それならなんで……ミャルモが魔王崇拝派を指揮している?」


 そうドラバルトに聞かれマルバルトは、ハァーっと溜息をつく。


「リャルモは、お前を庇って出ていったのだ。そして、ミャルモは……お前をしたっておった。ここまで言えば分かるな」

「じゃあ父上は……」

「いや、お前を庇いたい気持ちはある。だが立場上、どちらにもつけぬ」


 そう言いマルバルトは、つらい表情を浮かべる。


「それで、別居という事か……」

「ああ……こればかりは、どうにもならんからな」

「大変だね。ウチにできることがあればいいんだけど」


 それを聞きマルバルトは、美鈴に視線を向けた。


「うむ……ミスズは、どっちの派閥につきたいのだ?」

「どっちって……。ウチはスイクラムが嫌い、だからって……魔王を良いと云うのも違うと思う。だから……どっちの派閥も嫌かな」

「なるほど……だが恐らく女神崇拝派は、ミスズを担ぎ上げるだろうな」


 そう言われ美鈴は、ムッとする。


「ウチは、そうなったとしても断る。それで、どっちの派閥に狙われたとしても……女神も魔王も嫌だから」

「ワハハハハッ……ミスズらしい。そうだな……まずは、ミャルモをどうにかする必要がある」


 そうドラバルトが言うと美鈴たちは頷いた。

 その後ドラバルトとファルスは、順番がまわってくるので控室へ向かう。

 それを確認するとマルバルトは、美鈴を見据える。


「ミスズ……単刀直入に聞く、ドラバルトをどう思っている?」

「そうだなぁ……乱暴なところはあるけど、優しいなぁと思える時もある」

「そうか……そうだな。では、好きか嫌いでなら……どっちだ?」


 そう聞かれ美鈴は、ニコッと笑った。


「それなら、好きかな」

「それは、男としてか?」

「……それはないと思う。ウチには、好きな人が居るから……」


 そう言い美鈴は、遠くをみつめる。


「なるほど……その者は、ミスズの世界の者か?」

「ううん……違います。この世界に来て出逢った人……スイクラムのせいで、離ればなれになっちゃったけどね」

「……そのことをドラバルトは知っているのか?」


 そう問われ美鈴は、コクリと頷いた。


「ドラバルトに逢った時に話しました」

「そうなのだな……もしドラバルトが、ミスズのことを女性として好きと言ったらどうする?」

「……」


 それを聞き美鈴の思考が停止する。そう、思ってもいなかったことを言われたからだ。


「どうした? まあ……本人から聞いた訳ではないがな。ドラバルトのミスズへの接し方が、そのように感じたのだ」


 そう言いマルバルトは、少し考えたあと再び口を開いた。


「フゥ……ドラバルトも、自分の気持ちには気づいておらんみたいだが」

「待ってください。もしそうだとしたら……でも……どう応えたらいいか……」

「うむ、今どうしろという事ではない。ただ、ミスズの気持ちを聞いておきたかっただけだ」


 そう言いマルバルトは、ニコリと笑う。

 しかし美鈴は、なぜか不思議な感覚に襲われていた。


(ウチはエリュードが好き。だけど、なんだろう……。マルバルトさんに言われてから変だ。どうしよう……真面にドラバルトの顔をみれるかなぁ。

 ……と、いうか。まだドラバルトが、ウチのことを好きって決まった訳じゃない。そう、そうだよね……マルバルトさんの思い過ごしかもしれないし)


 そう思い美鈴は、気持ちを入れ替える。

 そしてその後も美鈴は、部屋の片づけが終えるまでマルバルトと話をしていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『んー……なんなんだ。この異様な不安感は?』…byエリュード


『もしかしたら、ミスズが浮気してたりしてねぇ』…byライル


『それはあり得るかもニャ』…byヴァウロイ


『ミスズちゃんに限ってって、思いたいんだがなぁ。流石に、男二人と一緒に旅をしてる。そうなりゃ、何が起きても不思議じゃねぇ』…byゴルイド


『Σ(ll゜Д゜ll)……ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘急ぐぞ!……アァァー!!……︾落꜀(.௰. ꜆)꜄下︾ポチャン!ブクブク(꒪ロ꒪")……』…byエリュード


『あーあ、海に落ちちゃったわね』…byライル


『このまま沈んでればいいのニャ』…byヴァウロイ


『エリュードは泳ぎ得意だからな……それに耳もいい。ヴァウロイ、あとでどうなっても知らんぞ!』…byゴルイド


『\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/……』…byヴァウロイ


……その後ヴァウロイがどうなったのかは言うまでもないだろう。


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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