表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/34

美鈴、勘違いされてるみたいだよ

美鈴の居る観覧席の上には五人の魔王崇拝派がいて……。

 ここは特別観覧席。

 あれからずっと美鈴とミィレインは、色々な話をしていた。


「そういえば、この部屋って結構……高そうな物ばかりあるね。それも壺が多い……割ったら何か出てきたりして……」

「……あのねぇ。そんニャことしたら、弁償代が大変でしょっ!」

「ハハハ……そうだね。ついついゲームのことを思い出しちゃって」


 それを聞きミィレインは首を傾げる。


「ゲームって、なんニャの?」

「あーそっかぁ。ここは、別の世界で……ゲームって言っても分からないよなぁ」

「そうね……でもミスズをみていると、そのゲームが面白いんだろうニャあって伝わってくるわ。そのゲームって、すぐできるの?」


 そう問われ美鈴は、首を横に振った。


「流石に無理かなぁ。可能だとすれば、そういう物を創り出す能力があればだね」

「そうニャのねぇ。やってみたかったけど、残念だわぁ」


 そうこう話をしていると「ドンッ、ドーン」と、二発の火炎球弾が空高く打ち上げられる。


「あっ、始まりの合図だ」

「いよいよね。まあ、ファルスが勝つと思うけど」


 それを聞き美鈴は苦笑した。



 ――場所は、美鈴たちの居る特別観覧席の上に移る――


 ここには魔王崇拝派の可愛い雰囲気の者がいた。


(この下から話し声が聞こえて来たわ。それに、この観覧席の扉の前には……警備の者が二人いる。そうなると……ここで間違いないかしら)


 そう思い魔道具を使い仲間に連絡をする。


 ✶✲✶✲✶✲


 数分後、美鈴の居る観覧席の上に魔王崇拝派の者が五人揃った。


「やっと、来ましたね。何かあったのかしら」

「ああ、ここを見張ってるヤツが二人いた」

「アタシの来た方角にも、一人いたわ」

「こっちにも、三人居ましたよ」

「儂の方は、運よく居なかったな」


 それを聞き可愛い雰囲気の女性は考え始める。


「……護衛を強化している。マルバルト様がミスズを護っているって、どういう事かしら」

「まさかマルバルト様は、女神側につく気なのか」

「んー……それはあり得ないわ。だってドラバルト様は、かつての魔王様の右腕と云われたお方よ」

「ええ、あり得ませんね。そうでなければ……ミスズは、こっち側ってことも考えられます」

「だとしたら、こっちに引き入れたらどうだ?」


 そう言われ可愛い雰囲気の女性は首を横に振った。


「あり得ないですわ。女神に召喚された者が、そう簡単にこっち側にねがえるなんて」

「そうね……じゃあ、ヤルしかないわ」


 それを聞き可愛い雰囲気の女性は頷く。


「そうなると……扉の前に居る見張りを、なんとかしなければいけませんね」

「そうですね。では、そのあと下の部屋に侵入します」


 そう言い可愛い雰囲気の女性は、四人を順にみる。

 それを聞き五人は頷く。

 そしてその後、五人は見張りが居る通路側に向かったのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


『なぁ、ウチの出番って少なくないかなぁ?』…by美鈴


『そう思うけど、もっと出番が少ニャい主要キャラの人もいるわよ』…byミィレイン


『えっと……誰かいたかなぁ』…by美鈴


『ミスズがよく言ってる、エリュードっていう人よ』…byミィレイン


『あーそういえば! エリュード……どうしてるだろうねぇ( •︠ˍ•︡ )……』…by美鈴


ーー……その頃。


『( >д<).;':ブェクション! 風邪か?』…byエリュード


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ