対策を考える……
その日の夕飯の献立は……
人参が大きめの野菜多め肉じゃが
秋刀魚の焼き魚
大根の味噌汁
ほうれん草のおひたし
とり飯
日本食でしたが…… ランとニィーナとラミィは、喜んで食べてくれました。
「さて…… どうしようか?」
俺の顔は…… みんなの感じだとかなりヤバイらしい。
「今の時期なら…… フードで誤魔化せるけど……」
夏場や暑い場所だと自信が無い……
「マスクでもするか?」
口と鼻のマスクは…… 戦闘時に息苦しそうだな…… ゴーグルにするか?
ショッピンクからゴーグルやマスクの一覧から…… スキーのゴーグルやバイクなどのゴーグルとかを見る。
「面や覆面もマスクと同じ扱いか? 後は…… VRゴーグルか?」
これ…… 改良できるかな?
軽装なパーティメンバー用に軍用ゴーグルも買う事にした。
「このタイプなら……」
カメラ内蔵型のVRゴーグルを選び…… 購入した。
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「これの外見の改良ですか?」
「そう、こんな奴に」
食事から戻って来た織倉さんに相談しながら、ショッピンクの面の一覧から選んだ…… 口が出てるタイプの狐面を取り出す。
「狐?」
「そう、お稲荷さまの面」
仮面なら顔の傷って事にして、誤魔化せるかと……
「でも…… 狐って狙われません?」
「ダメか……」
「普通に…… ゴーグルとマフラーで良くないですか?」
みんなの意見で…… ゴーグルで目をマフラーで口回りを隠す事になりました。
「でも…… お稲荷様ゴーグルも作って欲しい」
「作っても良いですよ」
「本当に!?」
「お願いを聞いてくれるなら」
織倉さん用の変装装備も用意する約束をしました。
その後は……
「あるじ、おやすみ」「お、おやすみなさい」
ランとニィーナは、ベビールームで眠ると言うので、ベビールームの扉を出して送り出し……
「あるじ…… いっしょでいい?」
上目使いのラミィと一緒に…… ベットに入った。
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「で…… 何が食べたいんです?」
朝の日課として、ランの魔力を吸収と姫様への魔力譲渡に行ったら……
「よ、ヨミ様の手料理が食べたいです」
メイドさんに槍を突き付けられたままの俺に、姫様が顔を真っ赤にして言うので…… 姫様達の朝食を作る事になった。
姫様達に作った朝食の献立は……
ベーコンエッグ
シーザーサラダ
コーンスープ
パンケーキ
「中々に美味い」「お、美味しいです!」
姫様とメイドさん…… それに何故か? 一緒にランとニィーナとラミィが美味そうに食べた。
「後は…… 1日1回無料ガチャを回すか……」
食後の野菜ジュースを出してから、1度宿の部屋に戻って…… ワンルームマンションの部屋に行く。
「さて…… 何が出るかな?」
今回は…… 光らずにカプセルが出た。
「本か…… うん? 景品一覧…… 一覧!?」
本の表紙には、日本語で景品一覧と書いてあった…… どうやら、ガチャ景品のカタログが出た様だ。
「毎回毎回、織倉さんに鑑定を頼まなくて良さそうだ」
後で100連の景品を調べる事にして、宿の部屋に戻った。
「みんな、おはよう……」
「ずるいです……」
「え?」
「「ずるいです!」」
「な、何が?」
「主……」「俺も…… 食べたい」
ラン達から夕飯と朝食の話を聞いたらしく…… 他のメンバーも飯が食いたいらしい。
「何で?」
「この世界のパン…… ちょっと固いんだよね……」
この世界の食事は、美味いのは美味いんだけど……
味がちょっと濃い物が多く、パンは日持ちしやすい固い物が一般的らしい。
「俺達も…… まともな食事が主の食事だったので……」
奴隷だったラフディ達には、身体に良さそうな雑炊や鍋焼きうどんとかを食べさせたんだった。
「うどんって…… 美味いですよね……」
「とり雑炊が食べたい……」
うん、味覚が日本人よりになってる…… 日本食を食べさせるには…… はやかったか?
「後で…… 何か作るから……」
「「「「ぜったいですよ!!」」」」
「う、うん……」
仕方が無い…… 寝かしてるカレーを出すか……
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「これ…… 使いたかったら、使ってくれ」
全員に、軍用ゴーグルを渡す。
「これは?」
「目を埃やゴミから守る奴だ」
「これ…… 良いわね」
里山さんが付け心地を確認して呟く。
「俺の近くならば、汚れで視界を奪われる事も無いだろうし」
「あるじ、ありがとう」
「あるじ、わたしつかうね」
「主、大事に使います」
みんな、ゴーグルを喜んでくれた様だ。
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「さあ、辺境伯の領都に向かうか…… で、門の前に何かいるんだが?」
「「「ああ……」」」
織倉さんが頭を押さえている…… どうやら、冒険者ギルドで絡んで来た冒険者パーティらしい。
「とりあえず…… 織倉さんはベビールームへ、ラフディとグリズは格納庫に行って」
「主!?」「俺も!?」「私も!?」
「当事者がいなければ、素通りできるかも知れないからね? さあ、行った行った」
織倉さんとラフディとグリズをルームに追いやると……
「さて…… 行きますか?」
里山さんとランとニィーナラミィが頷く。
「じゃあ、辺境に出発!」
里山さんの指示で、馬が幌馬車を城壁の門に走らせる……
「その馬車! 待てぇ!!」
門の手前で…… 織倉さんに絡んだ冒険者パーティに身体を張って止められた。




