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辺境…… そこは、出現する魔物のランクが上がる様です。


「一応売るが…… 辺境の魔物は強いから気を付けな」


里山さんからする金さんの臭いに、中々馬が決まらなかったけど…… ようやく1頭の馬が怯えずに里山さんにテイムされた。


「魔物が…… 馬車では危険ですか?」


「こいつなら大丈夫だ。一角馬の血が入ってる馬だから…… だが、普通の馬が1頭だけの馬車だと逃げ切れんかもな」


「一角馬…… 高いんですか?」


「実はな…… こいつ、気性が荒くて買い手が付かず…… 繁殖するにも、他の馬が嫌がってな…… まだ若い馬だし、なつくなら普通の馬と同じ値段で良い…… 買ってくれ」


処分に困っていた様で…… 金貨10枚で買えた。


 ・

 ・

 ・


「辺境の魔物は強い…… か」


「街を出たら、金さんの魔物車にすぐ乗り換えですね?」


「そうだけど…… できれば、魔物の情報が欲しい…… 1回冒険者ギルドに行った方が「戻りました」あ、お帰り」


これからどうするか話していたら、丁度織倉さんとラフディにグリズが戻って来た。


「どうだった?」


「買い取りは大丈夫でした」


「買い取りは?」


「ギルドで…… 織倉さんがパーティに誘われまして……」


冒険者ギルドで、ダッシュボアとラット系の魔物数匹に採取した野草を買い取りに出し、換金を終えたら……


「同年代くらいの…… 馬鹿に絡まれたのよ」


織倉さんとラフディにグリズの話だと……


 ・

 ・

 ・


「中々やるじゃないか…… よし、俺達と組もうぜ!」


「いや…… 何がよしかわからないので、失礼します」


「ちょっと待てって! あんた新顔だろ? 俺達は、サランサのルーキー冒険者でも実力者揃いのパーティだぜ」


「パーティなら組んでるので、失礼します」


「けっ、お高く止まりやがって…… そんなに獣臭い獣人が良いのかよ」


「いえいえ、貴方達の方が…… 臭いのでちょっと離れて欲しいですね」


「「「「なにぃ!?」」」」


織倉さんに絡んできた冒険者は4人の少年で、その見た目は依頼の帰りなのか? 薄汚れていたらしい。


「俺達は…… 風呂に入ってますし、主の近くにいますから……」


ラフディの言葉に、グリズとニィーナとラミィが頷く。


「俺のスキルの影響か?」


普通の冒険者なら…… 依頼をこなしたら多少は汚れるし、武具や道具にも落ちない汚れや傷が付くのだが……


「主の近くだと…… 汚れが消えてしまいますから」


俺の浄回スキルの影響で、冒険者なのに下手な貴族よりきれいな状態らしく……


「そんな女性だから、絡まれたんでしょうけど……」


「織倉さん…… 会話しないで逃げましょうよ」


「ごめんなさい……」


「ギルド職員の舌打ちで、少年達が下がりましたが……」


「出会ったら…… ヤバそうだな」


「あの感じですから…… 黙っていないと思います」


「厄介だが…… 辺境の魔物は強いと聞いたし、もう少しで夕暮れだ…… 今から旅立つには不自然だから、今日は宿に泊まるぞ」


「宿を探さないとね」


「もう1度、冒険者ギルドに戻りますか?」


「いや、商人ギルドに行こう」


俺達は、商人ギルドに向かった。


「馬車も停留できる宿ですか?」


「旅暮らしの根無し草でして…… 馬と幌馬車を買ったんですが…… もうすぐ夕時なので、今日は宿に泊まろうかと……」


「確かに…… 辺境付近の魔物は強いですからね。馬車を停留できる宿は…… ちょっとお高めな宿が1件だけでして…… どうしますか?」


「1泊…… おいくらですか?」


 ・

 ・

 ・


「1泊2部屋で金貨が1枚…… 馬の世話をしてもらえるらしいから…… お得な方か?」


「そうかも知れませんね…… 部屋は何時もの様にですか?」


「う~ん…… そこそこの宿なんだが……」


「油断しない方が良いわ。気を抜くと…… 織倉さんと同じ事になるわよ」


そこそこの宿なので…… 貴族関係や商人が泊まっている可能性もある。


そう言う連中がラフディ達を見たら…… 狙われる可能性がある。


「この前の宿と同じ様に寝ようか?」


「きょうは、わ、わたしがあるじとねる!」


ラミィが手を上げる。


「わたしも!」


「ニィーナはダメ! このまえも、あるじとねたから」


「しょうがない…… 里山さん、イナバをそっちの部屋に連れて行って下さい」


「そ、そう? じゃあ、連れて来るね」


テイムスキルがLvアップしていたので、イナバに念話で里山さんの部屋の警戒を頼むと…… キュイ!と、任せろ!と返事が来た気がした。


「さて、飯はどうする?」


「宿の食堂で食べれるみたいだけど…… 料金は?」


「宿代に含まれてるけど?」


「主、食堂での食事は、その…… 避けた方が良いのでは?」


「うん? 何で?」


「ヨミ君…… 食堂は人がいっぱいいると思うよ」


「完全に顔を隠しながら、食事できますか?」


「無理だな…… 何時もの様にルームで食うか…… みんなは好きにして良いぞ」


 ・

 ・

 ・


「さて…… 何が食べたい?」


何故か? 俺のワンルームマンションの部屋に……


ランとニィーナとラミィが付いて来て、一緒に食事する事になった。



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