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決闘



さて、剣神スキルツリーをコンプリートした効果ってどれほどのモノだろうか?


地面におちていた小枝を拾ってみる。


剣豪となったであろう自分の動きをたしかめるために、軽く小枝を振ってみようと思ったんだ。



「アバーン ストラッシュ!!」



ジャンプ黄金時代のドラクエ漫画の技をマネて、小枝を振ってみる。




ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…………




自分の背後で、地響きのようなもの凄い音がする



おそるおそる後ろを振り返ると…………



ズズズズズズズ…………



体育館が、斜め横に両断されて


上半分がズレていくところだった



ギャーーーーーーーーーーーーー!!



謹慎きんしんどころじゃ済まねえぞ!!

これーーーー!!!


休み時間中でなかに人がいなくて助かった。



逃げ出した。もちろんダッシュで逃げた。




殺さないで、なんとか《《可愛がれる》》だろうか?


呼びだされた屋上に向かいながらそんな心配をし始めていた。


体育館が真っ二つに切れたせいで、消防車がくるやらパトカーがくるやら救急車がくるやら。


大変な騒ぎになっちゃった。



まさか、イジメられっ子が小枝で切断したなんて想像する大人がいるはずも無く…………。


体育館は古いせいで倒壊したって結論になったみたい


校長先生あたりのクビは飛ぶかも知れないけど、


学校にはびこるイジメを放置してたオッサンが職を失ってもぜんぜん心は痛まない。



屋上に出る。



イジメっ子と6人の取り巻きがもう来てた



「お前、整形したんだって?信じられねえな。どんだけダセェのお前?なに、それで俺に復讐ふくしゅうしたつもり?ぜんぜんカッコよくなってねえよお前。豚のまま」



顔、顔、顔ってうるせーなーコイツ。


「お前、いまからボコるからな。顔ぐちゃぐちゃにして元の豚に戻してやるよ」



「ヤメてよ、林田くん。暴力は良くないよ」



実はポケットのなかで小型テープを回してた。録音中。


もち日本製。異世界でチート能力得ても日本の技術力は必要です。


「ははは。豚ちゃん、お前がやめてって言って俺が殴るのやめたことあった?」



過去の余罪も自白してくれてありがとうございます。





「前歯ぜんぶ折るからな。ペンチで一本一本丁寧に前歯抜いてやるよ」



見た目、見た目、見た目。


そんなに俺が女子にキャーキャー言われたのが悔しかったのか?



「おい、ユキナ!」



鳥肌がたった。


屋上のすみに幼なじみのユキナが立ってる。



「お前が惚れてた女の前でぶち殺してやるよ。


もう俺の女だ。何回も何回もヤッて俺の色に染めてやった。どうだ?悔しいか?


ボコボコにして前歯ぜんぶ抜いたら、お前の前でエッチの実演してやるからな。童貞くん」



どんだけクズなんだろう、こいつ。



ユキナは顔を真っ赤にしてうつむいている。



こんなクズのどこが良かったんだよ、ユキナ。



顔さえ良かったら、あとはどうでもいいのかよ。



胸のなかでまっ黒いものが膨れ上がっていく



「林田。


俺が、お前になにをしたよ。


なんで一方的に俺をここまで憎むんだよ。なんでここまで危害くわえてくるんだよ」



「お前が苦しんでるとこ見るのが、最高に楽しいからだよ、豚やろう」



…………あ、ヤバい、



殺しちゃうかも






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