〜始まり〜
動物や人間などの全ての生き物が魔法が使える世界、魔法は5属性に分かれており、光、炎、水、風、地がある。そして光属性だけは皇族と神獣しか使えない特別なものだった。
そして「魔法使い」になるのは難しい事だった。だが、志すものは多かった。
その中の一人、賢い神獣と賢いがちょっとアレな魔法使いの子の物語。
* * *
「行ってきます!」
僕の名前はエオラス・レオン。炎の魔法使いの一族で炎の魔法使いを目指しているんだ!今からエリートの通う学園・ロウェルナに入学するための試験に行くんだ!
焦げ茶の髪に赤い目、とても意気込んでいるが、どこか心配するような雰囲気だ。
「ワンっ!」
そうそうこの子は犬のキララ。僕の相棒さ!白い綺麗な毛に黄色の星柄黄色の目をしているんだ。
(僕は犬じゃなくて神獣だよ〜)とキララは思った。だが、神獣は珍しくバレると色々マズイ。だから、犬の振りをしている。
神獣とは魔力が普通の動物より多く5属性が使える。そのため神獣ハンターが狙ってくるのだ。
二人は森の中を走り抜けます。
そう、レオンは森の中に住んでいるのです。
学園は王都の郊外にあります。そして、三十分ほど歩き、やっと学園が見えてきました。
「ここが、エリート校・ロウェルナ!」
ロウェルナ学園はとても大きく、レオンは立ちすくんでしまいました。
試験に行くにはこの門を潜らなきゃいけません。
「よし!」
覚悟を決めて、レオンは歩き始めました。
受付の人に試験会場の場所を教えてもらい、自分の試験番号札をもらいました。
「僕の番号は25932番か。」
試験会場につき、席に座りました。
「これより、試験を始めます。
試験では、学力テスト、魔力量、属性のテスト、体力テストの三つのテストをします。
その一つでも合格ラインに届かなかったら不合格とします。
ではまず、学力テストからです。よーい始め!」
学力テストでは魔法などの基本の知識を知っているか調べられます。
レオンは親に勉強を教えてもらい、自信があります。
「終わり!」
回答用紙を回収されました。
「では次は、魔力量、属性のテストです。
試験官の指示に従って、移動してください。」
「次!25932番!」
「はい!」
テスト用の台に乗り、試験官が魔力を計るものをレオンの体に付けていく。
ギュイーン。動き出した。
「25932番!君は炎属性だ!次の体力テストの会場に行け!」
そして次の体力テストでは、走ったり、道具を使い、とにかく動きまくった。
「疲れた〜。」
「これで終わりだ。明日、合格発表があるからまたここに来てくれ!帰っていいぞ。」
「これで終わりか〜。やっと帰れる。」
そして、レオンはキララと家に帰っていった。
レオンがキララを神獣と気が付かないのかは他の普通の犬もキララと同じような見た目をしているからです。
小説を初めて書いたんですけどどうでしたか?いたらぬところもあると思いますがよろしくお願いします。
ブックマークへの追加もよろしくお願いします。
不定期更新です。