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運命の相手  作者: maiko
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発表

大学に入学してから1週間がすぎた。

大学1年目は意外に忙しい。

みんな早めに単位を取っておきたいとの思いがあるのか、授業に出てくる生徒が多いのだ。


今日は2限目から講義があり大学に来ている。

「大地。奏。結城。おはよう。」

いつものメンバーを見つけて声をかける。


すると奏が突然話しかけてきた。

「メールみたか?」

僕は何のことかわからず

「どのメール?」

「大学からのだよ。」

「メール来ていた?」

朝一で見たときには大学からのメールはなかったはずだ。

「ついさっきだけど、ペア発表のメールが来ていたぞ。」

「えっ!」

びっくりした。

「ほんとかよ!俺もまだ見てないんだけど。」

大地も驚いたように声を出した。


そういえば1週間くらいでペアの人の情報が送られてくるとオリエンテーションで言っていたのを思い出した。

そんなことを考えていたら講師の先生が来た。

「この講義が終わったらみんなでメール確認しょうぜ!」

結城が講義後の予定を決め、みんな授業に集中すべく正面を向いた。


*****


講義も終わり、いつものカフェテリアに移動する。

「何かドキドキするな。」

「いい先輩だといいな。3年目だったら高校1年目の時の3年目の先輩だろ?知ってる人ってこともあるのかな?」

「同じ高校の先輩ってのもありえるのか。」

「何にしても優しい先輩がいいな。」


4人がそれぞれ不安と期待を交えた表情をしながらメールを開く。

どの学部の新入生も自分のペアとなる先輩がいったいどんな人なのかドキドキしながら携帯に向かっている姿が目に映る。


緊張に手が震えながらメールを確認しペアとなる先輩がどんな人なのか確認する。


『経済学部 3年 広瀬 景

 出身:東京

 出身校:〇▽高校』


名前を出身、出身高校と写真が載っていた。


「うわっ!お前のペアの先輩、超イケメンだな!」

僕の携帯を覗き込んだ大地が声を上げる。

「どれどれ~。」

奏と結城の2人も僕の携帯を覗き込んでくる。情報通の奏は先輩を知っているようで、

「広瀬景って有名人だよ!」

「えっ?」

「合気道だっけ?実力者なんでしょ?あとこの見た目。女子がきゃー。きゃー。言ってた記憶がある。」

「俺も合気道やっているけど、有名。いろんな大会に出ているよ。」

「有名校のエースでイケメン。うわー。よくわかんないけど、とりあえず稔がんばれ!」

「何の応援だよ!w」

はやし立てる3人に向かって苦笑しながら返事をする。


先輩の写真を見ながら、「早く会ってみたいな。」と小さくつぶやいた。


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