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71 前書きラプソディ

　たまに思う。―― そうさ、愚痴さ。

　タグに真っ赤な残酷を散らし、何故ネタバレの如く前書きに書くのや？楽しみが減りますやろ？

　と、たまに思う。

　そして、もっと色んな意味で残酷だなと思うのが、「この〇話を読んでも読まなくても内容には支障ありません。苦手な方は回避うんちゃら」

　………なら、何故その話を書いた？そんな話なら『閑話』とつけるか、番外編にぶちこんでくれればいいじゃないかと思ってしまう。

　逆に言えば、そこまで作者が気を遣わんと、忠告無視して読まれた挙げ句に、文句をつけられたことがあるのか。好きな作者さんがいて、シリーズをおうごとにそんな風になり、今では毎話前書きに過剰と思えるほど断り文が書いてあるのだが…… 「大丈夫です。ちゃんとわかって読んでますって～」と感想を入れるべきかどうか更新される度に悩むのである。

　まあ、別にいいんだよ？いいんだけど、今回はどんな展開になるのかなぁ♪て楽しみが３分の１くらい削られるような気になるのだ。

　そんなこと書かなくても、大丈夫だって！みたいな。

　慣れればいいんだろうよ。

　でも、慣れない。

　頼むから、前書きで楽しみを取らないで…

　しかも、そーいう展開が大好きな私には酷だわ…

　と、今日も更新されるお気に入り作品へ祈るのである。誰か感想に書いてくれ、と他人任せに。