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42 『道は開ける』

 原題『How to Stop Worrying and Start Living』――D・カーネギー著、香山 晶訳の『道は開ける』を読んだんです。そ、有名なコレを、このエッセイの41話目を書いてすぐにね。


 はっきり言って、あんまり自己啓発本は好きじゃない。失礼ながら、誰が書いても中身は同じだとしか思ってませんから。

 で、敬遠してたんですが…… 家族の誰が買って来たんでしょう。本棚にあったのを手に取り、開いてみました。


 なんと―― 字が逆さまじゃー!


 誰がいつ読んだのやら、カバーが逆さになってても直していない、この扱い(笑) 所詮、我が家ではこんなもんかと仕方なく直して、再度ページを捲りました。


 ん、まぁ~悩んでるとき読むと、グサリとくるもんですね。


 全部読むのは時間の無駄だ、とか(笑) ありがたく自分の必要としているだろう『part4の16・己を知り、自己に徹しよう』を読ませていただきましたが、いいこと書いてますやん。(上から目線)


 内容は簡単にいえば、「自分らしく生きろ、自分という人間を主張しろ」でした。あとは「友達作れ」だと。……ま、まぁそれは置いといて。 


 「自分らしく生きる」ということ、「自分は何がしたいのか?」


 そう考えれば単純なことで、例えばこのエッセイ、書き始め当初は「小説を書くには…」的な漠然とした思いでありました。しかし、今現在では「小説を書いていると、こんな考え方やこんな悩み、発見があったったわー!」とね。あらすじを書き直してしまうくらいのパワーが出ました。


 しかし、ここで終わらしたら駄目で、「じゃあ、私の主人公はどう生きたいのか、何をしたいのか」それを考えてこそ、この本を読んだ価値が生まれるのでしょうな。


 ………


 ………主人公は、何がしたいんでしょう?


 そういえば、竜と謎の生物バッフローのことしか考えていなかったことを、今さら気づいた次第であります。あれまー



 ということで、物語りは始まったというのに、今頃主人公について色々考えようと思います(汗)


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