34 残酷描写とR15とR18と、変態。
残酷描写はどこからどこまでなのか…そりゃあ、「血飛沫ぶしゃー」は当たり前ですけどね、あとは暴力なのだろう。それに言葉の暴力が含まれるかどうかわかりませんが。
しかし、 R15は……
残酷描写とR15が一緒に存在することはなく、ホラー映画をよく観るんですが人が死んでもR15はつきませんよね?
R15――簡単にいえば「少年少女が真似したらあかん!」てやつらしいのです。最近観た映画で答えるなら、台所用品で人を傷つけたり、釘と板で罠を作ったり、恐らく身近にあるものを直ぐにでも使用して、真似出来る行為が入っていたら、R15ですわ。
でもね、人間を家畜扱い、食料扱いしているのがハッキリわかるのに、その描写が曖昧ならR15はつかんのですよ。ま、PG12でしたけどね。いや、PG12とR15の違いなんてないと思いますけど、小学生が駄目なことなら中学生だって駄目じゃないんか?麻薬の描写はどうすんの? 中学生ならいいんですかー?みたいなね。何を思って、誰がその枠を作ったのか不思議に思う。
そして、R18。区別は変態。それに限ると思う。エロにしても血飛沫にしても、人の何かしらの行為を隅から隅まで(モザイクはあるが)覗いて見るから、そりゃあ、R18は変態要素でしょー。
と、あれやこれらタグについて考えてたら、自分の書くものは残酷描写は勿論として、R15も加えなきゃ駄目になるかもしれないんだろうなぁ…て思った話でした。
それでも、酷い暴力や監禁の映画なのにR15ではなかったものがあった。映画と文章を比べるからか? しかし、映像の生々しさに制限がつかないなんて不思議でならない。
真似る真似ない以前に、人それぞれで胸くそ悪いと感じる度合いが違うよなぁ。
タグて、大事だよね。読む人への「まずは」の行うべきことなのかもしれない。
そう思った、後書きでした。




