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3 経験の話

 何事も経験だ、とは思うものの経験したからって、早々書けるものでもないんだなぁと思う。特に『恋愛』ジャンル。


 嫌いじゃない。いや、大好きだけども読むと書くとは大違いで、いくらデヘデヘ読み漁ってたとしても、自分が書いたセリフにデヘデヘは出来ん。噴き出してしまう。


「こさじは可愛いね」


 なんて一言すら、この私が…こんなアホな私が考えて書いたのかと思うとゾワゾワ鳥肌がたち、背中が寒い。下手なホラー映画を観るより恐怖に陥る。何てことだ……


 なので、恋愛ものに関してはそれを書いてる作者様に尊敬の念を抱いて読み専として貫き、他ジャンルへ挑みたいのであるが、コメディも無理だなと思う。きっと「これで人は笑えるのか?」て悩み出す。そしたらホラーも無理だわな、「これで人は怖がるのか?」とただグロさが増すだけのような気がするわ。


 ……人の感情に訴えるのは難しい。その前に、そんな文章を書けるのかと考えると、終わりが見えない真っ暗闇の手探りなんて無駄無駄無駄っ! てなる。んで、結局書くのを諦めるのだ。


 だから、感情をあーだこーだと悩む前に異世界設定を考えれば、単純な自分のことだから楽しい気分で書けるはずである。脳内異世界トリップ(妄想空想)で、流されて、盛り上がって――戦い出す。


 自分に無理なく、キャラにへこたれなく、鼻唄まじりで書けるそんなジャンルはやはり『ファンタジー』だろか。勿論、恋愛面は無しかほんの少しのやつにしたいけども、人間の感情は切り離せないから難しいにかわりないよね…


 経験があっても難しい。自信と陶酔と演技力を発揮出来なけりゃ何事も書けないのかな。あと慣れかしら?

 いやはや、恥ずかしがってちゃ一歩も進めないんだな~、と沁々思った今日この頃です。

 

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