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17 世界観の話。

 「あんな世界なら楽しそうだな」とあれやこれや世界のつくりを考えてみても、何でかどうして楽しい世界に生きる人間に興味が沸かない。人間が生きていなくとも、何らかの生物を飛ばしてみたり、走らしてみたり、泳がせてみたり。そこへ人間を投入すると人間は殺戮を繰り返すんだ。「腹へった~あの動物ウマソ♪」て生態系が変わる。……人間vs.野性動物の話を作れるかもしれないなぁ…でも、興味ないな。人間同士の争いの方がいいな、醜くてさ。そして、最終的に勝っても負けても食われる、と。


 人間至上主義の世界より、所詮は世界の一部でしかなく、その頂点に立ちたい・立っていると思っている鼻っ柱をへし折りたい。ヒエラルキーの崩壊じゃなく、世界の括りから見たら皆平等である的な話を書いてみたいが……難しいだろうか?



 世界観を考えるということは、その世界がどうやって誕生したかだよねー。その世界の神話を作れば細かく決めなくても大丈夫かな? 竜同士の覇権争いと人間同士の覇権争い、または竜同士の覇権争いに何にも知らない人間が参戦していたとか。人間は竜を劣っていると誤解していて、上手いこと利用されていた。


 でもな~、竜が人間を利用する理由が浮かばない。

 

 前回の『ついに幻の竜発見!』から話を書き始めてもいいかもしれない。だけど、後々にあれを追加しようこれもとなりいずれ矛盾が生まれそうだ。「あれ? 前と説明していることが違う」とかね。だったら、きちんと決めとかななぁ~


 デッカイ生物がちっこい生物に用がある理由とは、これ如何にっ!?


① 身体を掃除してくれ病気予防。その見返りに敵から守ってしんぜよう。


② ペット。


 以上。………『竜殺しの剣』でも作らないとダメか? そしたら人間強くなっちゃうじゃんね。『幻の』て言っててそれと戦う兵器なんて開発しているほうがおかしかろ。偶然っつーことで主人公がそうであったなんてこともありだけど主人公には普通でいて欲しく、竜の弱味も握りたい。しかし、竜の弱味ってなんだろね? 卵か? 知能が高いかどうか不明な相手には使えない手だよね。いつか竜は逆襲すればいいのだし、その前にプチっと踏み潰してやるよね。


 ―― あっ!


 竜は『竜の島』から出られなくて、人間をぺろっとしたら出れるようになったとか! だから、黄色竜よりも先に人間を食してた赤色竜が黄色の島に攻撃を仕掛けてきた。竜は小さな鳥かごから脱出するため人間を食べ、己らの縄張りと仲間の未だに脱出出来ていない竜のために人間の戦に加担する。接触してきた人間を食べるって手もあったが、手酷いしっぺ返しを食らったので今は言うことを聞いておいて、敵国の人間を手土産に家へ帰る。



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