表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/49

黒歴史は続くよどこまでも~妖怪とわたし~ ★ ※画像多数注意!

 

 このエッセイもとうとう50話。

 そろそろ飽きてきたので、きりのいいここらでしめようかと思います。


 そんな最終話のサブタイトルですが、これはツイッターで「そろそろエッセイしめる」と言ったものの最終話のネタがまるでなかった私に「じゃあ最終話は妖怪とわたしで」と神からお告げがくだり、素直な私はそれに従うことにしました。


 妖怪……といっても、世間一般で想像されるそれではないです。単に私の描いた汚いイラストの数々が通称――妖怪――なだけです。本来の妖怪のような芸術性も怖さもかわいさも何もないヤツです。


 私は物心ついたころから絵を描いていました。とにかく描くことが好きで、紙と筆記具さえあれば黙々と何時間でも描いていて、子守がとても楽な子供だったと思います。

 小さい頃はお姫様や妖精、天使……メルヘンでキラキラできれいなものを好んで描いていました。小学生の頃初めてGペンに触れ、中学生でスクリーントーン、高校生で新聞へのイラスト投稿、出版社への漫画投稿(ドラクエ4コマですけど)、超兄貴との出会い……と、勉強そっちのけで順調にオタクへの階段を上がっていく私。授業中でも家でも、絵を描かない日はなかったくらい毎日描いていました。


 けれどそんな私も社会人になり、次第に絵を描かなくなって……。自分でお金を稼ぎ、それで美味しいもの食べたり、旅行したり、遊びに行ったり、車買ったり。

 けれど自由時間はいつか終わるもの。親の介護のため仕事を辞めることになり、私は家に入りました。寝たきりで痰の吸引等必要な母がいるので長時間外出することも出来ず、当然ちょっとしたバイトもできません。しかし代わりに家にいる間はある程度自由がききます。というか暇です。

 そんなこんなで始めたのがこのなろう。そしてお絵かき再開でした。


 久々に舞い戻ってきたイラストの世界。いつの間にか時代はデジタルに移っていました。いちおうちょっとだけはデジタルもやってたんですけど、ほとんど操作なんてできない。ソフトだってなんかのおまけについてたお試しフォトショップ。ペンタブは貰い物で、筆圧感知なんてないやつ。

 だから最初はアナログの絵をスキャンして色だけつけてました。使っていた機能はエアブラシと乗算くらい。だからこの頃はまだ紙に耐水性のインクで描いてカラーインクやサインペンで塗ることの方が多かったです。


 やがてなろうにも慣れてきて、少しづつお気に入りユーザーさんたちとの交流も増えてきて、気が付くと周りに絵を描く人が結構集まっていました。

 そうなるとちゃんとデジタルもやってみたくなるのが人情というもの。でも今の手持ちの機材では物足りない。というわけで2016年11月、とうとう筆圧を感知するペンタブとペイントソフト(クリップスタジオ)を手に入れました!



 ※ ※ ※ ※



 ちなみにこれが筆圧感知なしのペンタブで描いたやつ ↓



挿絵(By みてみん)



 線がガタガタです(笑)



 そしてこちらが新しい機材で描いたもの ↓



挿絵(By みてみん)



 下手なのはまあ置いといて、線はすごく自然になりました。



 さて、ここからまあ私のデジタル絵の修行が始まるわけですが……

 依頼を受けてみたり、盗作されるなんてトラブルに遭ってみたり、自作小説のイラスト描いてみたり、ファンアートを迷惑なくらい送りつけてみたり……


 暇な時間はあっという間になくなりました!


 もともと絵を描くのは好きだったし、物語を考えるのも好き。なろうはわたしの理想の遊び場となりました。

 そんなこんなで3か月……私は運命の出会いを果たしてしまったのです。



挿絵(By みてみん)



 ドドドン!

 桔梗さんの「恋するプリンセス~恋をしてはいけないあなたに恋をしました~」に出てくるモブのおっさん、ジェルド!! の想像図です。

 この時の私は知らなかったんですけど本当はこのオッサン、桔梗さんの初期デザインでは美形のオジサマだったらしいです。イケオジバーテンダーを大衆居酒屋の店長にしてしまいました……本当ごめんなさい(笑)


 で、このジェルドとの出会いが私のイラストの方向性を変えました。というか、秘められていた私の性癖を開放してしまったのです。



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



 段々とタガが外れていき、とうとう二次創作まで作って押し付けてしまいました。



 その後も私のおっさん熱は下がることなく……

 こちらはLEDさまの「つっこめ! ルネサンス」に出てくるテュルパン司教。モーニングスターを振り回して戦う熱いおっさん。



挿絵(By みてみん)



 ここまではまあ、まだ見られる方なんです。問題はここからです……

 運命の2017年5月…………



挿絵(By みてみん)



 とうとう開き直りました。

 描いてて……すごく楽しかった! ぶっちゃけハマった!! というわけで、ここから私の妖怪生産工場としての活動が始まりました。



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



 LEDさまへのファンアート。ヒドイ(笑)



挿絵(By みてみん)



 通称青ヒゲちゃん。これを上げた直後、ツイッターのアカウントロックされました。いや、偶然ですよ! 青ヒゲちゃんは悪くない……はず!!



挿絵(By みてみん)



 そしてまたLEDさまへのファンアート。LEDさんは私の描きたくなるようなキャラを色々出してくれます(笑)



挿絵(By みてみん)



 これは青ヒゲちゃんのデフォルメバージョン。この時はツイッターのアカウントロックされなかったので、ロックの件はやっぱり青ヒゲちゃんが原因じゃなかったんだ!



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



 キスBBA。とある方の嫁として捧げたんですけど……お披露目してもらえませんでした(笑)



挿絵(By みてみん)



 こちらは残暑見舞い。常夏ハイビスカス兄貴♡



挿絵(By みてみん)



 で、とりあえずまとめてみました!



挿絵(By みてみん)



 ツイッターの会話のオチに使ったヤツ。落ち武者ちゃん♡



挿絵(By みてみん)



 天界音楽さまへの贈り物。白目むいて悦んでくれました!

 ある方からは「乗算でのった薄い緑が気持ち悪い」とのお言葉もいただけました!! やったね♡



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



 卯月みそじさまの「エリキサ -少年道士と箱入り娘・霊薬にまつわるエトセトラ-」へのファンアート。「11章 はじめてのおつかい」に出てくる青ヒゲ。

 キャラデザはみそじさまです! 私じゃないです、これは作者様のデザインをもとに描きました!!



挿絵(By みてみん)



 ジェルドさま!

 これは捧げた二次創作用に描きました。なんかどんどん人外と化していくジェルド……



挿絵(By みてみん)



 続いてジェルド!!

 こちらはデフォルメバージョンです。



挿絵(By みてみん)



 LEDさまの「クーピー・ハイランダー」へのファンアート。キャラ数が多いので被らないようにと思い、色々描いてみました。モザイクの人のことはどうか深く追求しないでください!



挿絵(By みてみん)



 またもやLEDさまへのファンアート。「つっこめ! ルネサンス」に出てくるアルシナというキャラです。お色気要員♡



挿絵(By みてみん)



 こちらもLEDさまへのファンアート。「盗まれた雷槌ミョルニル」のトール。

 迷惑顧みず、描きたいものはガンガン描いていくスタイル。



挿絵(By みてみん)



 ツイッターでなんかの会話のノリで描いたラクガキ。



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



挿絵(By みてみん)



 LEDさまへ捧げた漫画……というかネーム。

 クーピー・ハイランダーの主人公×妖精さんのよくわからない漫画(笑)



挿絵(By みてみん)



 そして2018年4月6日――

 これ上げた少し後、再びのツイッターアカウントロック(笑)

 いや、違うんです! 読了ツイートいっぱいとばしてたら突然「自動化動作が見られます」とか言われてロックされたんです!! ナムサン(このキャラの名前)は悪くない!!!



 ※ ※ ※ ※



 思えばこういうのを描くのは嫌いじゃなかった。高校生の頃出会った「超兄貴」、たぶんアレが私のターニングポイント。あの頃、超兄貴の模写にはまってたからなぁ……

 本格的に妖怪を生産し始めてもうすぐ一年――

 まだまだあまり気持ち悪いのは描けないですが、これからも精進します!



 ※ ※ ※ ※



 さて、懐かしい思い出をつづるきれいなエッセイを書こう! と思い立って書き始めたはずなのに……最後の最後で完全におかしなことになりました。


 今はこんな私ですが、小さいころは本当に引っ込み思案で友達も少なく、登校拒否するくらい繊細な子供だったんです。でもそんな自分がすごく嫌で、小学5年の時「このままじゃダメだ」って思ったんですよね。だから新学期でクラス替えしたのをきっかけにバカになることにしました。

 わざとバカなことをして笑って、とにかく明るくふるまって。そうしてたらそのうち友達が増えていて、バカやるのも慣れてきて、いつの間にかそれが自然になっていました。4年生まで同じクラスだった子と廊下ですれ違った時、「別人みたいだね」って驚かれました。ちょっと嬉しかったので覚えてるんですよね。なんだ、自分は結構バカだったんだなって思ったら、何でもやってみないとわからないなぁって思いました。

 ちなみにそれは就職の時にも思いました。それまで私は接客業なんて無理って思ってたんですけど、就職難のご時世だったのでそうそう好きな職にはつけなかったんです。というわけで苦手だと思っていた営業事務をやることに。だけど、これが結構面白かった。本当になんでもやってみないとわかりません。



 たぶんこんな感じで死ぬまで黒歴史を積み上げていくのでしょうが、それもまた一興。

 こんなバカな私のたわいない思い出話、最後までお付き合いいただきありがとうございました!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ