ジブリ
ラピュタとナウシカって、放送されるとついつい見ちゃうんですよねぇ……。どっちももう何度目かわからないくらい見てるのに、それでもまた見てしまうという。
そんな私がジブリに初めて出会ったのは幼稚園の頃でした。
風の谷のナウシカの試写会に、父が連れていってくれたんです。たしか虎ノ門だったはず。あの時の受付のおばさんが嫌な感じの人だったので、未だにはっきり覚えてます。
しかし映画が始まった瞬間、私の心は一気に持っていかれました。嫌なおばさんのことなんてぶっ飛びました。
本当にすごかったです! だって、見終わってからもずっとドキドキが止まらなかったですから。アニメであんなものすごい衝撃、初めて受けました。
もちろん1日くらいじゃ興奮は覚めず、翌日起床と同時に「もう一回連れてって!」と父に突撃しました。無理でしたけど。
ちなみに上映後のアンケートは、父が勝手に面白くないと書いて出してしまいました。まだまともに字が書けなかった私の意見はまる無視です。必死に、そんなことなかった、すごく面白かったと主張したんですけどね。
しかしそもそも父よ、あなた上映開始10分くらいで寝てたじゃないですか。感想が「デカイダンゴムシが気持ち悪かった」って……ひどすぎる。
さて、お次は初ラピュタですが、こちらは映画館でした。今は無き、東急文化会館です。こちらも父が連れていってくれました。
当時既にナウシカでジブリに心を射ぬかれていたので、ラピュタは上映前からテンションマックス。
もちろん、その期待を裏切らない面白さでした。最後の歌が流れた時は、もう終わりなんだと思ったら、すごく寂しいというか切なくなりました。
ちなみに涙腺の緩んだ今、あのエンディングは泣きそうになります。年取ったなぁ……。
そして影響されやすいのが子供。
お陰であの頃は、大きな雲を見ればラピュタだと言ったり、パンに目玉焼きを乗せて食べるのにハマりました。あとは、ロボットを目覚めさせた呪文はもちろん暗記です。
そうそう、ナウシカの後は「怖くない」を野良猫相手にやってました。
ナウシカとラピュタ。
本当、この二つは何度やっても見ちゃうんですよねぇ……。




