表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/26

食べ物集め、ではなく初戦闘

やっと初戦闘です。

誤字が多い可能があります、すみません。

 side???

『今日は、朝から妙な魔力を感じる。場所は……あの【魔獣避けの結界】の中からだ。今までも数人の冒険者が、この森を探索に来て、あの結界の中で野宿をしてたが、感じられる魔力は、基本属性だけだった筈だ。しかし今回は、基本属性では無い。オリジナルか?いや、しかし昔ならまだしも、最近の人族はオリジナルが使える事は、とても優秀な戦力で、いざと言う時の戦争に備えて、あまり危険な場所へは送らないと聞く。一体何者だ?』

しばらくすると、オリジナルと思われる魔力を持つ者が、結界からでてきたのを感知する。

『……動き始めたか、ここからの距離ではあまり詳しい事が把握できないな……仕方がない、我が動くとするか。森に害を与える可能性がある者を、野放しにして置く訳にも、いかないしな森の主として。』



こうして森の主がカミトの元へと動き始めた。


 sideカミト

 カミトは今、森の中を食べ物を探して歩いている。

『なかなか食べられそうな物が見つから無いな。紫色のキノコに、ドス黒い桃のような物、おまけに、血のように紅いゴーヤ?のような物まであるのに、一行に食べられそうな物が見つからない。どうした物か……仕方ない、今までスキル【隠密】の効果を使って避けていた魔獣?と思う奴らを狩って見るか。』

そう考えたカミトは、【隠密】の効果を使わずに、魔獣を探し始める。そして、数分後、青いジェル状の物に目が着いたような物、カミトはいわゆるスライム?を見つけた。

『あれはスライムか?そう言えばスキルに【見切り】があったな、使ってみるか。』

カミトは、スライム?らしき魔獣に意識を向けてスキルを使う。

「見切り」

カミトの頭の中に情報が入ってくる。

スライムLv1

属性 無属性

『……これだけか?やはりLv不足か。まぁいい、せっかくの機会だ、戦っておいて損はない。つまり……闘うまでだ!』

カミトは、深呼吸をして精神統一をする。

「すーはー、よし!」

カミトの異世界初戦闘が開始された。まず、最初に動いたのは、スライム。カミトへ向かって突進する……速度が凄く速い。カミトは、軽々とは言えないが避ける。

『スライムって言ったら、鈍い雑魚魔獣だと思っていたが……予想以上に速いな。もしかすると、魔法か、さっき見た時に魔法適性は、無属性だったな、無属性……身体強化系の魔法か。さっきの突進は、だいたい成人した人間のダッシュの1.5倍位だったな。……まぁいい、今は自分のできる事をやるまでだ。』

カミトは、再び突進をしようとしているスライムに向かって魔法を使う。

「影弾」

『影弾は銃よりは遅いが、それでもかなりの速さの出る魔法だ。いくら身体強化してても避けられないだろう。』

しかしカミトの予想は外れる。

ブヨン、パーン

なんと、スライムの体に当たった影弾は、凄い勢いで跳ね返りカミトの方へ飛んで行く。

「ッ……」

カミトは、危機一髪で避ける。

『……まさか影弾が跳ね返されるとは……くそ、どうすればいい。……イメージ、イメージか!そうだ、貫通するイメージだ!貫通する強いイメージの影弾を創れば(つくれば)いいんだ。これは賭けでもあるが、これが一番最善策だろう。よし、貫通のイメージ、イメージ。できた。あとは実践するのみだ』

カミトが、新たな影弾のイメージできた所で、影弾の影響で身体強化が解けていたスライムも、身体強化を掛け直しができたようだ。そして、第二ラウンドが始まる。今回先に動いたのは、カミトだ。素早くスライムに向かって魔法を使う。

「影弾・(かげだん・かん)

カミトがそう言うと、さっきと同じ形、速さの影弾が飛ぶ。しかし、今回は、少し違った。さっきは、スライムの体に跳ね返ったが、今回は、……パーン見事に、スライムの体を貫いた。

「よし。」

カミトは、静かに喜ぶ。


そんなカミトを、ひそかに見る影があった。その者は森の者達(魔獣)から「森の主」と、呼ばれていた。……

誤字のご指摘をしてくださると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ