険しい森でのサバイバル生活~狼の次はスライム2
すみません。遅くなりました。今回は前回のスライムとの対決の補足(?)的なのが主なので1000字程度です。次回からは1話2000字~2500字が基本となります。
変更点。前話の「作戦開始……」を「計画実行」に変更。
「計画実行……」
カミトはそう呟くと毒短剣と麻痺短剣を取りだしながら一瞬の間に頭の中で組み立てた計画を確認する。
【計画名】パーフェクトピックスライム討伐作戦。
【必要人数】1人
【目的】ターゲットの討伐 (パーフェクトビックスライム)
【計画内容】ターゲットをナイフ術で倒す。物理攻撃が効かない場合は魔法で対処する。
【必要資源】毒短剣・麻痺短剣・魔力
そして、呟いた通り計画を実行する。
カミトは毒短剣と麻痺短剣をハーリーを討伐した時のように逆手に持ち。パーフェクトビックスライムの方へ走る。すると、パーフェクトビックスライムはカミトに気づく。しかし、もう遅い。
一閃。カミトはパーフェクトビックスライムを二本の短剣で斬る。次の瞬間……パーフェクトビックスライムはバラバラになり崩れ落ちた。
カミトはそれを確認すると、二本の短剣を入れる鞘を2つ魔法で作る。鞘は両方ともに黒一色のシンプルなデザインにした。カミトはその鞘に短剣をしまい、腰につける。そして、カミトは、やっと「ふぅ」と息を吐いて倒れた樹に座った。
『ふぅ、これで計画成功だな。最初はパーフェクトビックスライム何て長くて強そう(?)な、名前だから厄介かと思ったが、予想してたより全然楽だったな。さて、これからどうするか。候補として上がるのは……1武器による戦力強化。2家や家具などの生活用品作り。3単純に自分を鍛える訓練。う~ん、まず3は今は却下。1・2の方が今は大事だからな。1と2……そうだ。まだ水の確保が出来てない。今はまだ奇跡的に平気だが、早めに確保しないとな。よし、まずは水を探しに行くとするか。』
カミトはそう考えて立ち上がる。が、すぐにまた座る。
『まだ、どうやって探すか決めてないじゃないか。くそ、どうする……やみくもに探す……却下。やみくもに探しても見つかる可能性は低い。樹の上から探す……却下。他の樹が邪魔で探せない…………くそ!何かいい考えはないのか。ん?あれは……』
カミトがそんな事を考えていると救いの女神と言える奴がいた。それは舌を出してヨロヨロとどこかほ向かうブラックウルフ。
カミトは、それを見て微かに笑う。それはいい考えを思いついたからだった。
その考えとは……
次回は水を探します。
最後にブックマーク数100突破しました!これからも「異世界で唯一の影属性」をよろしくお願いします!