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カミトVS最強の人狼パート2

 遅くなってすみません。

今回でやっと十話です。記念作品も出したのでそちらも見て頂けると嬉しいです。ちなみに最近ptを見たら50ptになっていました、とても嬉しいですこれからも、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。

カミトはハーリーから、さらに距離を取り、一つ目切り札である魔法を使う。

「入影」

カミトは、魔法を発動させ、自分の影の中に入る。ハーリーはその光景に驚く。

「な!影に吸い込まれやがった?……なるほど、これがお前のオリジナル属性の魔法か、面白れぇ魔法だな!燃えて来たぜカミト!」

ハーリーはそういい、動く。カミトの影のある場所へ猛スピードで移動し、影めがけて重いのパンチをする。しかし、

ドーン。バキバキ

影には当たらなかった。いや、正確には見た目は当たっているが、実際は当たってないと言う意味である。事実ハーリーのパンチが炸裂した場所には2m程のクレーターとその回りにヒビが入っている。物凄い威力である事はこれを見れば一目で分かる。しかし、影は全く同じようにその場にある。そして、その影から声が聞こえてくる。

「残念だったなハーリー、お前はこの影には攻撃出来ない。絶対にな。例えお前がこの魔法のトリックに気づいても絶対にな。」

それは、カミトの声である。その声は幼い高い声だが、何処か冷たい響きがあった。カミトは

『この喋り方をするのも、不意打ちが効かずに戦闘になった時しか使わないから久しぶりだな。最後の方は、不意打ちが効かない事はほとんど無かったからな。』

何て事を一瞬考える。しかし、深く思い出に浸る前にハーリーが動いた。ハーリーは、近くの木を力技で倒し影を消す様にする。これをやられると、カミトも、流石に入影の中には入れなくなる。カミトは最初に木の影にワープする事を考えたが、残念ながらここの木は生命力が強いらしく、まだ死んでいない。そのため入影・ワープは使えない。なので、影から出るしか無くなったのだ。

「ちっ」

カミトは、舌打ちをしながら影から脱出する。するとハーリーは嘲笑いながら言う。

「ハッハハ……作戦成功だな。さて、次はこっちの攻撃とさせてもらおうか。」

「部分強化(手)・巨!」

ハーリーがそう叫ぶと。ハーリーの2本の手が巨大化する。それはまるで、ワ○ピースのル○ィの様である。ハーリーはその巨大化した手を上げると、

「くたばれぇカミトォ!」

そう叫びながら、影から出たカミトに向かって凄く勢いで下ろす。ドーーーン。その攻撃は、地面に10m程のクレーターを作る。この攻撃は誰が喰らっても即死だろう。しかしカミトはそのクレーターには居なかった。

「ふぅ当たってたら即死だな。危なかった。」

カミトは、ギリギリのラインで避けていたのだった。そして今カミトはクレーターから5m程離れた場所にいる。それを見たハーリーは、心底楽しそうに笑う。それに対してカミトは、また冷たい響きのある声で言う。

「凄い事をしてくれるな。確かにお前は、俺より上かも知れん、いや俺がお前に今、単純な戦闘力で負けている事を認めよう。だが……それは単純な戦闘力での話。今までの戦いでは、俺が一方的に押されている認めよう。だか、戦い方が変わったら……どうなるかな?」

カミトは、意味の分からない事を言い終えると同時に魔法を使う。

「身体強化・超影!」

カミトが叫ぶと、カミトの周りを漂っていた黒い霧の様な物が、より濃くなる。そして、同時にカミトは近くの木へ飛び(うつ)る。さらに、そこから右の木へ、手前の木へと、大影よりさらに、身体強化をした超影により大幅にアップしたスピードで、木の間を跳んで行く。そして、ハーリーから少し離れた木に最終的に止まり、魔法を再度使う。しかし今回の魔法は、前に覚えた魔法とは、発想がまるで違う。カミトの新しい切り札であった。

「影分身・多」

カミトがその魔法を発動させると、カミト(分身)が、カミト(本体)から湧く出てくる。そして、15人に増えたカミトが宣言する。

「「「「「「「「「「「「「「「さぁショータイムだ!」」」」」」」」」」」」」」」

ここからカミトの本当の力が発揮される事に、この時点でまだハーリーは気づいていなかった。

次回、カミトの本当の力が発揮される!?筈です。楽しみにしていて下さい。

誤字・矛盾点の指摘して下さると嬉しいです、

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