カミトVS最強の人狼パート1
人狼との戦いは、分けて書きます、
人狼?とカミトは静かに向かいあった。普通はこんな正式な決闘の様な事を、こんな危険な森でやる何てことは、あり得ない。しかし、彼らは決闘方式にする事にこだわった。この戦いは、どちらかが生き、どちらかが死ぬ。そういう戦い、だからこそ負けても悔いを残したくないと言う。思いあってのこだわりだった。そして二人は今、50m程離れた位置で向かいあっている。
「この実が落ちたら戦闘開始だ。いいな?」
カミトが服から食べられない実と分かっている、実を取り出し、提案する。
「面倒なのは嫌いだからそれでいい。お前が投げろ、その姿が本物かは知らねぇが、せめてものハンデだ。」
人狼はそう答える。
「分かった。準備は……いいな?」
カミトはそう聞く。
「あぁお前の好きな時に投げろ。」
人狼?は静かに答える、その眼はさっきとは違い、殺気が宿っている。カミトはその言葉を聞くと同時に、【見切り】を使う。
name ハーリー
種族 獣族 狼族
属性 ー
スキル 身体強化・常 部分変化・巨 力技Lv30 急加速
称号 森の主の僕 獣族のはぐれもの 戦闘狂 イカれ野郎 森の主LOVE
カミトは素早く分析する。
『……強い。コイツはただの戦闘狂ではないな、普通にコイツは強い。俺が弱いだけって事も、あり得なくは無いが……まぁいい、とりあえず分析だ。
まず、気になる点はスキル。いろいろ強そうだが、特にヤバそうなのは……【急加速】と【身体強化・常】両方ともだいたいの意味は分かる、多分凄く厄介なスキルだろう。この二つは発動効果の範囲、効果の強さをはっきり見ないとな。次は、わからないスキル。特にわからないのは……【部分変化・巨】。【力技】は微妙だな。【部分変化・巨】……想像しにくいな。イメージがわかない。まぁいい、戦えば分かるだろう。さて、戦……そうだ、もうひとつ気になる点があったな。称号の【森の主の僕】意味は分かるが、森の主とは?俺の命を狙っている様だが、俺は異世界に来たばかり、狙らわれる訳がない。……考えても仕方ないか。よし、闘いを始めるか。!』
「行くぞ。ハーリー。」
そういい、実をコインの様に弾く。
「何でお前、俺の名前知ってるんだ?」
ハーリーが聞く。
「さぁな何故だろうな!」
カミトはそう答える。そんな事を言ってる間に、実は地面に着こうとしてる。
地面に着くまで 3 ハーリーとカミトがそれぞれ身体強化を使う。
「身体強化・大影。」
「身体強化・常!!」
地面まで 2 二人が、構える。
地面まで 1 ハーリーは、脚に力を溜め、カミトは、魔法を出すための精神を落ち着かせる。
勝負が開始された。
まず、先制攻撃を繰り出したのは、ハーリーは脚で、地面を強く蹴りいきなり急加速する。そして僅か3秒で、カミトの目の前まで、辿り着いき、長く鋭い爪で渾身の先手攻撃を放つ。
「おりゃぁ」
ブン。
しかし、攻撃は空を斬る。カミトが紙一重で避けたのだ。
「ちっ、避けられたか。」
そう、言いながら再び近距離から爪攻撃を放つ。しかし、今回もカミトは、横に回避し避ける。そのままカミトは、素早く距離をとり。素早く頭の中で、自己分析をする。
『速そうだ速そうだとは、思っていたが、ここまで速いとはな。一発目も、二発目も、身体強化・大影では、無く身体強化・影にしていたら、確実にあの渾身の一撃を喰らっていたな。恐ろしい奴だ。まぁ、こっちも反撃し返すまでだがな。』
カミトは、そう考え静かに笑みを浮かべる。そしてカミトは、切り札の魔法を使おうとするのだった。
名前のセンスなくて、すみません。
誤字指摘、矛盾点ありましたら、教えてください。
次回9/20日投稿。