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幼馴染・玲くん2


室内遊びのときは

玲くんの傍にいる


特別、話しかけたりはしなかった


傍で、他の友達と一緒に楽しそうにお絵かきをしたり、折り紙を折ったり

楽しそうに過ごす様子を見せつけた


玲くんから話しかけられるのを待った


孤独に我慢できなくなったのか

その日が来たのは早かった



「それ、どうやってやるんだ」

平テープで三つ編みを編んでいたときだった

年少クラスでできるのは私だけだろう


先生も驚いていた

「これ?やりたいの?」

「・・・」

いつもむすっとしている玲くんがじっと私の手元を見ている様子は可愛かった


「ひなが教えてあげる。でも、そのかわりにひなと仲良くしてね」

「・・・わかった」


ケンカをしないかと後ろで見守っていた先生も安心したようだった


それから、室内遊びは玲くんと一緒に遊ぶようになった

他の子どもも一緒のときもあるけれど

わざとその子と玲くんがケンカをするようなことを言ったりと

意地悪をして

彼を孤独にした



外遊びのときは一緒に遊ばない


玲くんが私の後ろをついてきて、誘ってほしそうにしているのはわかっていたが

女の子とばかり遊んで

気付いてないふりをした




彼に見つめられている間は


愛されていると実感できた




平テープで伝わりますか?

チアのポンポンを作れるテープです。

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