お兄ちゃん・慎くん5
ちょっとだけそういう表現があります・・・多分、大丈夫かと。
大丈夫そうじゃなかったら変えます。
翌日、おじいちゃんたちは寂しそうだったが、私たち家族3人は自宅に帰った
家に着いたのは10時頃
「早く、早く!」
「こら、ひなー、荷物持ちなさーい」
「えー」
「いいよ、ママ。ひなは早くお兄ちゃんと仲直りがしたいんだろ、行っておいで」
「うん」
お父さんから手渡されてた鍵で扉を開け、2階のお兄ちゃんの部屋まで走りだす
部屋の前につくと声をかけようと思ったものの、昨日のお父さんとの会話を思い出し、びっくりさせようと静かに扉を開けた
「おに」いちゃん
後半は声が出せなかった
部屋はカーテンが開けられていないせいで薄暗かった
それでもベットの上の様子はよくわかった
ベットの上にはお兄ちゃんだけでなく、女の人が一緒だった
それも見慣れた服を着た、女の人
ごそりと女の人が動いた
すでに起きていたのだろう
瞑っていた目を開いた彼女と目が合った
「あっ」
小さく、そういうのが聞こえた
汚くみえた
いつもお兄ちゃんに勉強を教えてもらっていたこの部屋が
一緒にゲームをするときに腰掛けていたベットが
「ひな!」
お父さんが呼ぶ声が聞こえた
昨日、あんなに意地悪なことを言ってきたお父さんがバタバタと2階に上がってきた
どうして、そんなに急いでいるの?
部屋の前で立ちすくむ私に気付くと、私の腕をとり、自らと私の場所を交換するように引っ張った
父の背中から見える兄の部屋は
やはり汚かった




