表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/57

はじまり

誰でもいいから愛してほしい

私だけを愛してほしい

ちょっとヤンデるほど私のことを愛してほしい


私だけの王子様がほしい


ただそれだけ



死んだ記憶はない

でも

生まれ変わった記憶はある


「ひなちゃん、お兄ちゃんを迎えにいこうね」

「うん、ひなね、お兄ちゃんと絵本読む約束してるんだよ」

「ふふ、楽しみね」


新しい母親はいい人だ


前妻の産んだ長男と後妻である自分が産んだ私を分け隔てなく愛そうと努力している


・・・前世とは違う



前世の私は誰にも愛されていなかった

天涯孤独とかではなく、普通に両親がいて、姉がいて、普通に愛されていたとは思う


でも、それだけじゃ我慢できなかった


そんな退屈な毎日を送っていた20歳の私


・・・そこまでは覚えている


でも死んだ記憶はない






「ひな、お迎えありがとう」

にっこりと笑う彼は兄の慎


7歳も離れているから

親の愛情を盗られて悔しいとか妬ましい

そんなこと言わずに

いいお兄ちゃんをしてくれている



「ううん、ひな、お兄ちゃん大好きだもん」

スイミングスクールに通う兄のお迎えには必ずついて行く


まだ小さいから通わせてもえないけど

もう少し大きくなったら

私もこのスイミングスクールに通う予定


「おっ、ひなじゃん。今日もおつかれー」

いつもクラスの中心にいそうな元気な男の子

お兄ちゃんの親友


そして

彼を今世の初恋にする



フラグはたくさん建てておかないとね


夏休み中に完成させる予定です。


ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ