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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

三色音色 同性愛編

作者: ミルクマン

読んだら思わず何だコレと言われでもクセになる

そんなの書いてみたいな~っと思いながら書いたら


ぶっちゃけカレー作ってたら謎のシチューができました

「俺と愛を育んでオランダへ行ってくれる男はいったいどこにいるんだろうか…」


ため息混じりに思わず呟いてしまったその言葉に、その場の男子達が背筋を凍らせる…

熱気のこもった教室には 良い冷房だろう

一部の女子から熱い何かが出ているのが気に食わんが

「おいおい…唐突な氷結呪文は勘弁してくれ…」

後ろの席から(いい声で)呆れにも似た切実な願いをされた

「ねえ、何でオランダなの??」

今度は前の席から可愛らしい声で質問が来た

「そりゃお前っオランダは同姓婚が認められているすばらしい国だからだろう」

知識をひけらかす時や自分の趣味を語る時は思わず笑みが出てしまう、今の俺の顔は相当気持ちの悪い事だろう

「お前ら、そうゆう話は授業が終わった後にしてくれ…」

あれはホントの呆れ顔、俺は気持ちの悪い笑いから愛想笑いにかえ担任に「すいません」と謝ってノートを書き写す

「あんな話を後でじっくり聞かされるのか…勘弁してくれ~…」

後ろでそんな声が聞こえたが、気にしない気にしない

今は授業に集中しないとね☆


「ちょっと!!ふざけないでよっ!!あんたのせいで授業に集中できなかったじゃないのっ!」

弁当を取り出していると唐突にそんな言葉を投げかけられた

「はて 何のことゾヤ」

「とぼけないでよっ!あんたのきんもちわるい発言のせいで、隣の席のカヨコがまたブツブツ言い出したじゃないっ!!そのせいでぜんっぜん集中できなかったわっ!」

それは俺のせいなのか…?君が怒るべき相手は俺でいいのか?

「ブツブツって…なんていってたの?」

これで関係のない内容だったなら帰りのおばちゃんの店のコロッケを2つほど奢って貰うからな

「え~っと…よく聞き取れなかったんだけど……確か、受けだとか攻めだとか…」

「さ~てとっメシだメシ~」

やはり関係のない話だったな、だがまあここは水に流しておいてやろう

妹よ、コロッケは兄ちゃんと半分こな…

「あ!ちょっ聞いてるのっ!?ったくあんたは昔から…」

「なあ、帰りにおばちゃんの店にコロッケ買いにいくんだがお前も来るか?半分奢ってやるよ」

「えっ!?じゃあ…うん…許してあげても…いいかな……」

怒ってたと思ったら、今度はもじもじしながら目を逸らし髪をいじっている

そうかそうか、お前もコロッケ食べたったんだな、俺も食べたかったな~

「じゃ、じゃあまた放課後ねっ、遅れたら承知しないわよっ」

長いポニーテールを揺らしながら女子の輪に戻っていった、やれやれあんなに感情がコロッケ1つで

変わるなんて、女子とはわからん、やはりここは何事も一直線に進む男子…

「世界って残酷だなおい…」

合わせた机の隣からボソッと声がした

「よう、パン買えた?」

「好きな相手が同姓愛者とか…あの子が可哀想でならねぇよ…」

なぜパンを買えたかと言う返しに同性愛なんて言葉が出てくるのだろうか

そうゆう名前の奇抜なパンがあるのか……

…少し食べてみたいが

「ホント残酷だよね、僕の目の前でカレーパン売り切れちゃうなんてさあ…」

今度は合わせた席の逆の方からかなり落ち込んだ様子の声がした

「あ~そりゃあキツイな~、なぜか俺の弁当に入ってるキムチでも食うか?」

「食べるっ!!」

なんとここにもキムチ1つで感情が変わる子がいましたよ、しかしアイツと違うのは

こいつが男であることであるが、見た目で判断すると女の子だな~

「おまえホントかわいい顔して辛いの好きな」

「辛いものは僕に元気を与えてくれるよっ」

「ムキムキの男達が辛いキムチを食べ汗を流す……いいかもな」

ムキムキキムチ新発売定価540円、食べてみたいな…

そんな事を考えながらヨダレを垂らしていると、右側から「ハ…ハハ…」と少し引きつり気味な笑顔

左からは完全な呆れ顔から「食事中も控えてくれ…」とまるで神頼みするかのように言われた

「なんだよう、そこまで引かれるような話はしてないぞ」

「右見てみろよ、スマイル職業にしてるやつの顔が引きつってる」

俺達の職業は学生である、バイトは職とは言わんぜよ

「っとバイトと言えば、次いつだっけ?」

「火曜日の6:00だよ」

「っし、じゃあその日は空けとくわ」

「俺もヒマだし妹も出かけるだろうしな~」

「うん 二人ともありがとう」

ニコーっと浮かぶ営業スマイル、そんなかわいい顔で屈託のない笑顔されたら通常の男子はイチコロだな

「ぐあああっ眩しいっ!!我が体に眠る闇の力が浄化されてしまうーー!!」

おい、ちょっと出てんぞ裏の顔が

「ぐ…ふぅ……まさかここまでの威力とは…」

「ご…ごめんね大丈夫?」

「今はそっとして置いてやれ」

それ以上刺激を与えると、本当に二重人格になるぞソイツ

俺はキムチ入り弁当を食べながら二人の様子を眺めている

「ふははははは…まさか満月より早くこの場に出れるとはな、どれ 少し人間界を見回してくるか」

「あっ出ていっちゃったよ ど、どうしよう」

「ほっときゃあ戻ってくるよ」もぐもぐ

すると廊下から…

「ぐあ…まさかやつめ、意識を取り戻そうとしておるなっ!ええいこしゃくなー!!」

「ちょっとさっきからうるさいわよっ!!」

「ぼ…ぼく、とりあえずシスター服に着替えて来るね!」

どたばた どたばた とこいつらといるといつも思う


…俺ってまともだな~


いつか連載向きに書きたいな~と思う試作品


あと2つくらい書いて気力とか残ってたら書いてみよっと

流し目でも読んでくれた方興味もってくれた方ありがとうございます

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