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第二十一章 三が終わり、そして…

やっと…ここまでこれた……



「世界を救う、か…」



 とある昼下がり、『二人目の勇者』こと勇次は王城の中庭で上の空になっていた。いつもなら授かった聖剣で一心不乱に素振りを行い、世界救済の為に旅立つその日が来るまでひたすら鍛錬しているのだが、今日はもうそんな気分では無かった。芝生に寝転び、どこまでも続く綺麗で青い空を見つめながらぼんやりと考え込んでいた…



「……もっと真剣に考えとくべきだったなぁ…」



 先日自分が出会い、助けたエルフの少女『ルリカ』の口から聴かされたこの世界の現実。それを知り、悩んでいるところをヴァ―ディアに見つかって半ば口車に乗せられる形で利道の話を聴かされたのだが、結果的に悩みはより深いものになってしまった…。



―――人間という生き物の複雑さ…



―――無限に存在する正義の形…



―――不条理な現実…



―――背負うことになるモノの多さと重さ…




 あの見た目は自分と大差ない先輩勇者はこの全てに、あのゼルデという世界で向き合った。何度も思い悩み、迷い、苦しみ、彷徨い続けて自分にとっての答えを導き出した。自分が選択を間違えることを…または間違えている事に気付けないことを心から恐れながらも、己を喚んだ人々の為に自分を信じることに決めた…。


 

「俺は、どうすりゃ良いんだろうな…」



 もっとも、あの利道でさえ相当な時間を掛けたと言うのに、自分などがすぐに答えを出せるわけないかもしれないが、それでも考え込まずにはいられない。




『勇次君…僕はね、『世界を救う』っていうのは『可能性を救う』ってことだと思っているんだ……』



 ゼルデットとデモニアのどちらかを一方の正義を庇護…要は味方に付くかを悩み続けた利道は、結局どちらの味方にもならないという選択を取った。




―――代わりに、どちらの敵にも成り得る立場を選択したのである…




「あ、勇次様…」



「ん?クリスか…」



 空を見上げっ放しな視界の外から聴こえた声に、勇次はゆっくりと体を起こす。少し横を向いてみれば、自分と利道をこの世界に招いた巫女クリスティアが立って此方を見下ろしているところだった。



「昨日から一体どうなされたのですか?随分と心ここに在らずと言った感じですが…」



「……ちょっと、な…」



 もしも利道がゼルデの世界で行ったことを話したら、彼女は何て言うだろうか?今までの行いの全てを帳消しにし、敵と味方を強引に和解させた彼の行動を何と称するだろうか?


 天空都市を全て地上へと引き摺り落とされた当初、ゼルデットの民は絶望した。何せ散々自分達が虐げてきたデモニアの本拠地へと来てしまったのだ。魔法や技術では此方の方が幾分優れていたが、地上に蔓延るデモニア全体の数と天空都市という狭い場所に閉じこもっていたゼルデットの数の差を覆せるほどでは無かった。今まで天空都市がデモニアに攻め入られることが無かったのは、単にデモニアが空飛ぶ都市に辿り着く術を持っていなかったに過ぎなかったのだから……その天空都市も、あの裏切り者のせいで修復不可能なくらいに破壊されてしまったが…


 そして案の定、天空都市崩壊の噂を聴きつけたデモニアの正規軍(実際は義勇軍)が今までの怨嗟を晴らすべく大挙して押し寄せてきた。ゼルデットの民は一人残らず絶望し、全てを諦めたのである。


 ところが、デモニア軍は彼らの目と鼻の先で行進を止めた。


 予想外の事態に目を白黒させるゼルデットの民たちだったが僅かな付き添いを引き連れて彼らの拠点にデモニア軍の代表が訪れ、こう持ち掛けてきた…



『其方が今までの戦いをどう思ってたかは知らないが、講和交渉がしたい』



 拒めば殲滅されると思ったゼルデットはこれを承諾。ゼルデの長い歴史上、初になる両陣営びよる会談はこうして始まったのである。



「そういえば、昨日は一人目の勇者様とお話ししていたと聴きましたが…」



「まぁ、そうなんだけど…」



「何か変なことでも言われたのですか…?」



「変なこと…では無いな。むしろ、俺が勇者として変な気がしてきたよ……」



 最初は色々と覚悟を決めていたゼルデットであったが、彼らの持ち掛けた講和条件及び協定内容は随分と拍子抜けするものだった…



―――曰く、セルデットが望む時が来るまで互いの事には基本的に不干渉



―――曰く、この不時着地点の周辺の土地は勝手に使って良い



―――曰く、商業的取引ならいつでも歓迎する



―――曰く、ゼルデットとデモニアに関わらず誰かに害を為す者は、属する陣営に関わらず処断する


 


 ゼルデットの代表は、その要求というには優しすぎる内容の数々を疑問を抱きながらも受け入れた。この余りにも甘すぎる中身だったが、こうなった主な理由は利道が原因である。


 デモニア全体で見れば、ロータスが受け入れられたようにゼルデットの民そのものを憎んでいる者は少ない。しかし、少ないだけでゼロという訳では無い。正当な怒りと憎しみを覚えた彼らの規模は種族全体の比率で見れば決して多いとは言えないが、実際の数字はそんな悠長に構えてられるものでは無かった。

 

 日本の百人に一人と、中国の百人に一人ではワケが違う…と言えば、伝わるだろうか?


 そしてその者達は天空都市が落ちた当日、金目当ての野盗や傭兵を引き込みながら大規模な軍勢を造り上げ、ゼルデットの民を根絶やしにするべく正規軍より先に侵攻していたのである。ところが、彼らは誰一人として天空都市の墜落地点に辿り着くことは出来なかった。


 

―――突如現れた利道の手により、ものの数分で壊滅させられたのである…




「勇次様は変などではありません!!地下牢に引き籠りっ放しのあの方より、よっぽど勇者らしいです!!」



「……。」



 

 利道に殲滅されたデモニアの者達は、利道が自分たちの味方になってくれたと思い込んでいた。だからこそ世界中の空に漂う天空都市を一つ残らず叩き落とし、憎きゼルデットの奴らの首を自分たちの手の届くところへと持って来てくれたのだと思っていたのである。だが実際は違った…


 この世界の実情とデモニアの気質を知った利道はロータス達と共に世界を巡り、自分達と志を同じにする者達を探し続けた。意外な事にロータスの様な天空都市から逃げ出した、または追放されたゼルデットの民は思ったより多かった。さらにその殆どがデモニアの民と良好な関係を築いており、この二つの種族が和解することが不可能では無いと確信した。


 そして彼はデモニアの首脳陣や族長たちの元を訪れ、とんでもない話を持ってきた…





『僕のお願いを聞いてくれたら、全ての天空都市を一日で墜としてみせよう』




 

 その『お願い』とやらが、あのゼルデットに対してかなり甘い講和条件と協定内容である。一部の者達は眉を顰めたが、その後の詳しい計画を利道の口から聞かされ辛うじて納得した。元々、彼らがゼルデットとは違って感情や道徳観で戦争するような価値観はとうに捨てていたことも要因になっていたかもしれないが…


 例の会談は実の所、全てを始める為の切っ掛けに過ぎない。天空都市の再建は既に不可能な上に、もとから大地に根を降ろすことが目的だったゼルデットの民たちは与えられた土地に街を造った。暫くはそこに半ば引き籠るようにしていたのだが、そんな彼らの元にとある噂が流れ込んできた…




―――デモニアと共存しているゼルデットの街がある…




 微妙にゼルデットの上から目線な感じのニュアンスに“脚色された”噂の内容は、段々と大陸の実態に興味を持ち始めた彼らの気を惹くには充分だった。彼らゼルデットは、そのデモニアとゼルデットが共に肩を並べて生活する街との交流を始めたのである。

 

 後はもう“誰かが裏で手を回しているかのよう”に順調に事が進んだ。その中立地帯とも言える街を中心にデモニアと交流していたゼルデットは、今までの価値観や道徳観を段々と改めていった。中には考えを変えず、ゼルデットの大半がデモニアとの親交を望む雰囲気になってるにも関わらず戦を引き起こそうとした者達も居た。もっとも、そんな者達は何故か全て、行動を起こす前に消えてしまうのだが…


 ゆっくりと、それでいて着実に両種族の関係は改善されていった。その裏で『白羽の異端者』と『黒羽の裏切り者』の働きがあったことも大きな要因になっているかもしれないが、最終的にこの未来を選んだのはデモニアとゼルデット双方の意思であることに変わりは無い。


 そして利道がゼルデの世界から去ろうとした頃には既に、ゼルデの世界からデモニアとゼルデットという名称は無くなっていた。あの世界に生きる人間全てが『ゼルデの民』として一括りにされることを受け入れ、その事に誇りを持つようにさえなったのである。


 


「……俺って、本当に勇者やれるのかな…」

 

 

「な、何を言い出すのですか!?本当にどうなされたのです!?」





―――殺戮を繰り返すゼルデット、土地を奪い取ったデモニア



―――ゼルデットを滅ぼしてデモニアを救う未来、デモニアを滅ぼしてゼルデットに全てを取り返してやる未来



―――片やデモニアに平和をもたらす未来かのうせい、片やゼルデットの繁栄を約束する未来かのうせい



―――どちらか一方が滅んでも世界は救われる、両方が滅んでも世界は救われる



―――だって誰が悲しんでも、怒っても、死んでも、世界から未来そのものは無くならない。選べる未来とそれを実現出来る可能性が減るだけ



―――ならばせめて、自分の望む未来けっかを、より多くの可能性が残る未来けっかを手繰り寄せてみせよう…



 長く悩んだ末、利道はそう決意した。誰かが生きることで生まれる可能性、誰かが死ぬことで生まれる可能性、誰かが出会うことで生まれる可能性…その可能性の数だけ、人々が選択出来る未来は際限なく増えていく。そこには良き未来もあれば、悪い未来あるだろう。しかし、代わりに自分達は選ぶことが出来るのだ。確固たる意思と行動力さえあれば、自分にとって最善の未来と結末を…


 


―――今あるその可能性の数々を、後世に生きる者達の為により多く残す



 

 それこそが、利道があの世界で漸く手に入れた、導きだした自分にとっての『世界を救う』ことの定義なのである。昨日それを聞かされた勇次は、自分の今までの考えと先程聴かされた利道の話の内容が頭の中でぐちゃぐちゃになってしまい、最終的には真っ白になって呆然としてしまった…


 利道の言うことが分からなかったわけでは無い。ただ頭の中では納得してても、心の何処かで利道の考えに納得出来ない自分が居るのだ。けれども『世界を救う事の定義』すら持ってない今の自分では、その思いを言葉することさえ出来なかった。そんな勇次の胸中を悟ったのか、利道は苦笑を浮かべながら『あくまで僕個人の考えに過ぎないから、鵜呑みにはしないでね』と念を推してきた。そう言うや否や、ヴァーディアがもっと詳しく聞きたそうにしているにも関わらず、その日はお開きとなったのである。 


 そしてその後、自分の部屋に戻ってからずっとその事について考えていたのだが、全くもって考えが纏まらず今に至る…というわけなのだ。  




「いったい、一人目の勇者様と何があったのですか?よろしければ相談に乗りますが…」



「いや、今は良い。もう少しだけ一人で考えさせてくれ…」




 初めて利道の存在を知った時、担うべき役目を果たそうともせず引き籠りを決め込んだ臆病者と罵り、憤りを覚えた。今も彼が何で地下牢に引き籠っているのかは分からないが、ただの我が儘や駄々を捏ねているだけとは思えなかった。本人は『大体それで合ってる』とか自嘲気味に笑いながら答えたが、きっと自分達では想像出来ない、何かがあったとしか思えない…


 そう思えてしまうほど、今の勇次は利道に対しての考えや接し方を改めていた。自分とは比較にならない程の実力、遥かに大人びた思考。クリスティア達が聴いたら怒るかもしれないが、もしかしたら無意識のうちに尊敬さえし始めていると思う。


 そんな利道と自分を比べた時、如何に自分が餓鬼であるのかを改めて思い知らされた。劣等感を感じたと言っても良い。異世界召喚なんて一生に一度あるか無いかの経験に浮かれ、『勇者』という役目の責任やその重大さを理解してなかったのだ。その事に気付かせて貰えたことに関しては、利道には本当に感謝せねばならない…



「でも、なぁ……俺はどうすれば良いんだ…?」



 無論、世界を救う勇者としての責務は全うするつもりだ。しかし、その為には利道の言った様に『世界を見て良く考える』事や『世界を救う事の定義』が大事であると思っている。にも関わらず、両方とも考えれば考えるほど何も纏まらない。そんな現状に段々と情けなくなり、挙句の果てには勇者としての自身さえ無くなって来た始末だ…



「そんなの決まってます!!私達と一緒に冥界の軍勢を打ち払い、王国の民を守るのです!!そして世界を救うのです!!」



「いや、そうじゃなくて…」



 ルリカの件や利道の話を聴いたばかりという事もあるが、今の勇次はクリスティア達の言葉を鵜呑みには出来なくなっていた。別に彼女の心に悪意の類が詰まってる訳では無いと思うが、どちらか一方の立場に偏りながら物事を考えるのはもうしない。せめて彼女たちの言う『世界』が何を指しているのかを見極めなければ、自分が望まない道を自分で選ぶことになるかもしれないから…



「……もしかして俺って今、自分で課題増やした…?」



 唯でさえ悩み事が一つも解決してないにも関わらず、『王国の実態の見極め』が追加されたことに半ば本気で凹みかけた勇次。そんな彼の状態に戸惑いながら、クリスティアが再び勇次に声を掛けようとした時だった…




「勇次様あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッ!!大変ですうううううううううううぅぅぅッ!!」




 庭園…どころか城中に響いた、聴き慣れた人物の叫び声。その声量に驚きながらも、勇次とクリスティアは声の発生源に視線を移す。すると案の定、利道の世話役を担当している変人侍女ことヴァ―ディアがこっちに向かって全力疾走してくるところだった。彼女は勇者である勇次から見ても驚異的なスピードで走り寄り、そのまま彼に激突しながら跳ね飛ばして城壁にめり込ませた。



「皆さん大変です!!とにかく緊急事態ですッ!!」



「お、おま…人を……跳ね飛ばした、ことには…何もなしか………ぐふっ…」



「勇次様ああああ!?」



「あぁもう巫女様もそんなんほっといて下さい、どうせすぐに回復するんですから!!本当にそれどころじゃないんです!!」



 ヴァ―ディアのタックルは、彼女の見た目からは想像出来ない驚異的な威力を持っていた。それをモロに喰らった勇次はKO寸前であり、そんな彼の状況を見てクリスティアはパニック状態である。しかし、ヴァ―ディアはお構いなしで続けた…


 本来なら勇次もクリスティアもヴァ―ディアのその態度に全力で物申すところだったが、次の瞬間彼女の口から発せられた言葉はそんな二人の気力を一瞬で奪った……何せ…。

 


「げふ、それどころじゃ無いって…いったい、何なんだ……?」



「利道様が…利道様が……!!」





















―――利道様が地下牢から…いえ、この城から姿を消しました!!





 その事実を耳にした二人は、暫く身動きすら取れずにただ石の如く固まることしか出来なかった…







◆◇◆◇◆◇◆◇◆





「こんなものかな…?」



 城下町の片隅に存在する小さな宿屋。王城から割と離れたその宿の一室に、利道はベッドに腰掛けながら何時だかの縫い物の続きをしていた。既に完成していた黒いコートを羽織り、今度は帽子を造り終えたとこだった。



「おぁ、これは中々…」



 我ながら良い出来なソレを被り、彼はご満悦である。この多少の装飾が入っただけの黒装束はゼルデの世界を放浪した際にしてた恰好であり、ゼルデを去った以降もこれと同じ様な服装を選んだ。早い話一張羅である。



「さて、そろそろヴァーディア辺りが騒ぎ出してるとこかな?」



 徐に王城が見える窓に視線を移し、そう呟いた。遠くて何も使わず見たら何も見えないが、慌ただしい雰囲気は何となく感じ取った。差し詰め勇次辺りが酷い目にあってそうな気がするが、はたして…



「……ま、今の僕には大して関係無いことだけどね…」



 ゼルデの世界での出来事を話した昨日…実を言えばこの黒コートを縫い始めた時から、今回の事を既に決めていた。勇次には今更役目を奪い取るような真似をして悪いと思うが、悩んだ結果こうする方が何かと良いと結論付けたのだ。



「勝手に拒否して閉じこもっておいて、いきなりこんな真似をするのは、我ながら身勝手ここに極まりけりだと思うよ。だけど、悠長にしてられる状況じゃ無かったんだよね、色々と…」



『チチチッ!!』



「はは、君達には感謝してるよ。ありがとう」



 足元に並ぶ数匹のネズミ達に、利道はそう礼を言った。ヴァ―ディアにすら言ってなかったのだが、ニズラシアから帰って来てからというもの、別の異世界に行っても動物達と会話できるようになっていた。


 暫く続けた地下牢での引き籠り生活だったが、ニズラシアでの過去をヴァーディアに語ったあの日からは何故か彼ら(ネズミ)がやって来て良い話相手になってくれた。御蔭で全く退屈しなかったのだが、その事実を知ってる者は誰も居なかったろう…



―――神官と貴族たちが碌でも無いことを考えていることさえ、筒抜けになっていることも…




「正直言って、今もコレにどう向き合えば良いのか分からない。全てが終わったら、また…」



 

 全てを終わらせると、必ずやって来るあの虚無感・・・。まるで自分の行動の全てが無意味だったと錯覚させられてしまう、あの恐怖・・



―――その存在に気付き、少しだけ向き合った瞬間、自分の心は一瞬にして壊れた…



 また同じ事になるかもしれない。また同じ様に心が折れるかもしれない。それでも自分は行動する。自殺が自分にとって無意味だと知った時は改めて絶望したが、今はそれで良いかもしれない。自分はただ、成し遂げたいと思ったこと、成し遂げるべきと思ったことを成し遂げるだけだから…。


 


―――例えその行いの積み重ねこそが、自分の心を壊す要因になると分かっていても…





「……さぁ、可能性せかいを救おう…」



 

 今この瞬間、彼は七回目の世界救済を開始した。彼がこの世界に何をもたらす事になるのかはこの時、神にすら知る事が出来なかった…


次回から実質の第二部、始まります

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