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光である

作者: 人間詩人

やっと光が見えて来た

ずっと暗闇の空間が

長くて長くて

いい加減にしてくれよと呟く


それにしても

薄い光しか見えない

白色と言うよりは

オレンジ色のようである

しかも朝から夕方まで同じ色なんだよなぁ

当然なのだが

部屋に差し込む光も弱々しく

きちんと私の身体には届いて来ない


いくら人工の灯りを

灯しても

自然の明るさには

勝てやしない訳であり

明るくなる季節まで

待ちぼうけを

喰らうようでもある


いつも空ばかりを

見上げていれば

おのずと光の加減も

視界に入り込んで来る

自然の物たちや

人工の物たちも

光により

その姿を現してくれているだけだ


今日は

雨降り模様か

晴れ模様かは

この時期じゃ

区別すら

つきにくいものだ

それにしても

手が冷たいなぁ

これが

冬と言うもんだと

私の心は

認識する

もう少し光が

欲しいなぁ



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