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5年振りに王子が帰還したら、……お前誰やねん

多様な種族が暮らすヒイズル大陸は、魔王が率いる魔族連合による侵略を受けていた。

大国トアルベルクの王子・アランは魔王に立ち向かうべく旅に出た。

道中で魔導士、僧侶、数多の同志と出会い、魔族に支配された集落を開放。5年に渡る戦いの末に魔王を討伐し、アランは英雄となった。

決着をつけたアランはトアルベルクへの帰路についた。

その日は年に一度の収穫祭の日だった。国民達は笑顔で出迎えてくれる、――かと思いきや!

「ハハハハ……皆のもの、今日は盛大に祝おうではないか!」

「あれは……私!?」

アランは目を疑った。自分そっくりの男が国民達に囲まれて王子として振る舞っていたのだ!

王族、臣下、フィアンセに至るまで、何の疑問もなく接していた。

「何者だ貴様!」

激怒するアランだったが、

「何なの、あのみすぼらしい男は?」

「この国から出ていけ!」

国民達からアランの方がニセモノ扱いされる始末……。

かつての同志達を頼り調べてみたところ、どうやらアランが旅に出ている間に魔王の息子がアランになりすましトアルベルクを支配していた。しかも王族、臣下、国民に至るまで記憶を改竄されアランの事がわからなくなっていたのだ。


アランは同志達の力を借り、5年前の大切な居場所を取り戻すため奔走する――。


文化放送のオンエアから1週遅れで投稿します

こぼれ話は活動報告で!

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