15話 4人のいる日常(2)
結構突貫作業でしたので修正過多するかもしれません
内容変更あったら別途日にちと次回にもお伝えします
8月14日
文章追加
途中文章投稿とか恥ずかしい……終わってたつもりが、申し訳ないです。確認不足露呈
8月22日
文章変更、修正、追加
最初と中盤辺りに文章を入れました
そういえばクリシックは1人で色々やっている事が多い様な気がする。冒険者クランでヒメノと一緒に来たけど、それ以外であんまりシエラ達と喋ってないよな?
普通に考えれば俺の中身はともかく、シーナを含む4人の女子の中に1人。正直言って居づらいのか? そうだったら正直申し訳ない、だけどよく俺に話しかけてくるし直接喋る分には凄く気さくに話し掛けてくれる……のだが少し距離を感じる? 様な気もする。
そんな疑問を直接聞けば良いとは思いつつ、クリシックと2人で歩く。まぁさっきの変な誤魔化しの後でなんとも言えない雰囲気である。その後は無言で、それでも居心地は悪くないのは元は俺が男だからだろうか。
屋敷の中に入ると、シーナが私の方へやってきて少し興奮しているのはなんでだろうか。
「シーナどうしたの?」
「いえ、ヒイラギ様も女の子なんですね。と思いまして」
「別にクリとは何も無いけど、本人も特に気にしてないと思うよ。そういうのは他の2人じゃないの?」
えぇ……お似合いだと思ういますけど。と少しがっかりした様子だが、本当の性別なんか知ったらこんな感想は出てこない気がすると思う。まぁ別に言うつもりも無いのだが……もしかして覗いてたな?
それに、本人が脇に居る状態で言う話題かなぁ。ちらっとそっちに視線を向けるとクリシックも別になんの事だ? と言いたげに首を傾げてる。そのためそんな仲は考えられないだろう。聞かれても答える気は無い、どうせ結局シーナの期待だけだし。というよりシーナは準備終わったのだろうか。
朝食は取るのに結局、同じ方向へ。今度は3人でリビングに入ると、ヒメノとシエラは食事をしながらおしゃべりをしていた。なんか遠くから見ると子供に見えて少し微笑ましい。
全員がそれぞれ、正面にはクリシック。その隣にはシーナ、俺の隣にはヒメノとシエラが座った。昨日の朝には俺以外はそういう席順になっていた為、適当な位置でそこになった。5人で座っても10人くらい座れそうな長テーブル、この人数で席を離すのは寂しい。
食事中そんな事を考えつつ、隣でこの世界の食に対して色々口に出してはお喋りを繰り返していた。そんなヒメノとシエラの話へ聞き耳を立ててみる。
「……ここの食事って味付けは似てるのに、どこか物足りない感じがするって話」
そりゃあここは日本じゃないし、無い調味料や無い物の方が大半を占めてる筈だ。
「でもでも、白人参とか黒いキャベツとかそんな食材全然予想もしてなかったよ!」
「……シーナが魔空? 多分魔力、それが食材に対して許容量を超えると変異や突然変異するんだって。魔力の存在はあるのにあんまり発展してない気もするけど、魔法とか」
なんだかよく分からない単語が出てきたが、魔という存在は色々な所にあるみたいだ。変異とか突然変異とか分かってるから多少なりとも科学系統の知識が発展しているのだろうか。
ふと疑問に思ったが。
「そういえば2人は料理とかしたことあるの?」
「……無い」
「あるよ! お母さんが忙しい時に1人で作ってた事もある!」
俺も1人ぐらししてたから、作ってた時期はあるけど殆ど疲れてたせいで作らなくなったな。
それはそうとシーナの料理は普通に美味しい。いやお金も掃除も色々な世話をさせてもらってる関係上、文句も出せる訳が無いが。
パンやスープ、サラダなどの基本的な物である以上、サラダの一部は見たこと無い食材があったりと外国と言うにも異質の物体だったり、そもそも形が違ったりとどうなって栽培されているのだろうか。
「シーナって色々出来るよね? メイドは色々厳しい基準があったりするの?」
個人的には8人くらいで役割分担した上でそこに給料が発生するものだと。メイドって普通に言ったけど別な名称じゃないよな?
「就く仕事にもよりますが、基本的には1つ。新たな仕事に就く時にはメイド長がいらっしゃいますので指導も受けた後になりますね」
「……そう考えると、シーナってもしかしてなんでも出来ちゃう人?」
昨日の夜の話聞いてる手前、そこまで聞くと危なくないかとちょっと心配になる。それでも俺もちょっと気になる。
こう、どれをやっても淡々と出来る人って仕事仲間以外ではあまり周りには居なかったし。どういう生活してるのかが凄く気になる。
「私は両親がこっち関係の仕事で、昔から出来るようになりなさいって厳しくやらされてたので」
親の方針か、そういう家庭って身近にいるとちょっと色々聞いてみたくなるな……当人にはなりたくないのは内緒である。
「親が厳しいって、大丈夫だったの? 辛かったのにシーナさんは頑張ったんだね!」
「ふふ、そうですね。頑張りました」
シエラはこう見えて、現実を受け入れてる節があるのはなんでだろうか。
3人が盛り上がり始め、こっそり1人で食事をしているクリシックの方へ顔を向けると。こっちに気づいては、俺にくらいにしか分からないくらいな小さなため息を吐いた。
「クリは慣れない?」
「慣れない、とは違うな。女子の中に1人話しについていけないのは、分かるだろ? そういうお前の適応力の高さが羨ましいよ」
「妙な壁とか裏がある話ばかり聞いてたせいかな。それに、こういう話題ならよくわからない単語が出づらいからね」
俺を一概に女子とカウントするかどうかは、疑問の余地はあるが。端から見れば姿身も言葉遣いもそう思われるか。
ちょうど対面になってるクリシックと話していると、こんな気楽な感じな適当の会話はそれでいて楽。
ドレスとかならともかく、ファンデーション? とかの単語を出されると、聞かれても分かる訳ないし事情を知ってるヒメノも、なんとなく察しているのではないだろうか。
食事中は静かな感じではなく賑やかに進む。あの後は3人の会話を脇で楽しみつつ、クリシックとたまに雑談を話す程度。この先こんな感じの日常が続いてほしいと密かに思う。
食事後、準備を終えた俺達は街へ繰り出すべく玄関に集まっていた。
「それではヒイラギ、ヒメノ、シエラ。それにクリシック様も途中まで一緒に行きましょう」
食事中での会話で変な緊張だったりで接しづらい。そういうシエラは主従というよりは友達感覚で居たい、という提案。それでシーナ共々、取り敢えず様付けやさん付けは無しにしようという事になった。
意外にもクリシックも途中までは、行きたい所があるとかで俺達と一緒に同行することに。
「おぉー!」
シエラは飯前の元気変わらず、みんなを引っ張る感じで進み始めた。
この生活は変わらないでくれるだろうか、それだけの不安は感じる。しかし、それ以上に何も知らないままこうやって過ごしていても……なんて思ってしまう。
今はこのままでいい、楽しい。ちょっとした事でも笑い合える生活は新鮮だし、すごく眩しい。そこにいるなんてここに来る前は思わなかったな。
次は今回休まなかった分の休み分です
8月20日休み→8月27日更新となります(また突貫作業よろしくで作るかもしれませんが)




