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14話 4人のいる日常(1)

情報量が多すぎた上に、この先進みが遅い可能性が出てきたので

この前の話に 間話 入れるかを検討中、メモ回ですね。メモを書くというストーリー内にも入ってますし。

 朝、突撃訪問によって起こされる。


「おはよう!」


「ごふっ」


 刺激的な(物理)はベッドの上からみぞおち部分に体重を乗せた突撃をくらう。

 一瞬何が起こったのか分からず、混乱しつつも声の主はシエラだと認識する。彼女の攻撃? は的確に弱点を狙われている為、これは一種のコントか何かじゃないかと錯覚する。下手をしたらそういうキャラクターか職業の性質上ではないだろうか。

 それよりも。


「……昨日も思ったけど。こう、なんで的確な位置に」


「……ぷふっ」

 静かに笑う声が聞こえて、扉の方へ顔を向けると口元を抑えつつも吹き出してるヒメノの姿があった。


「そこ、笑ってないで助けて」


 あいつの仕業かと思ったが、前回の事もあったのだから。そういう訳でもないのだろう。

 何か用があったのだろうか、とりあえずシエラにどいてもらってベッドから体を起こす。誰かに起こされるのが日常って中々無かったから新鮮だ。お金を稼ぐ為に仕事をしている頃が少し懐かしくも感じる。

 ……そういえば、お金どうしよう。仕事をしている訳でもなくて、ただ屋敷の世話になっているだけではそのうち何か合った時に大変な事にもなる気がする。


「そういえば、ここに来たのは何か理由があったの?」


「あ、そうだよ! 何時も同じ服を着回しているだけじゃ嫌だから、シーナさんにお願いしてみようと思って!」


「なんでもかんでもシーナさんに頼るのはちょっと怖いけど……」


 とりあえず、着替えるから。と2人に出ていく様にと言うと、2人とも出ていく様子が無い。それどころか、こっちの着替る様子を見ようとしている。

 気にしないように、背を向けて昨日と同じ服に着替えようとしても視線が気になってしょうがない。


「気になるんだけど」


「……気にしないで」

「うんうん」

 いやそんなにガッツリ2人して近づいてきて、さっきよりも近いんだけど。


「……やっぱり大きい」


 そこ、少し羨ましくしない。自分の比べて少し落ち込むくらいなら、作ったキャラクターをそういう風にすれば良かったじゃん。



 終始ずっと見られていて中々恥ずかしい思いをしたものの、なんとか着替えが終わり。朝食の支度をしているシーナの元へ3人で向かうと。


「お洋服ですか? そう言えば、あの時は忙しくてご用意できていませんでしたね。それでは朝食が終わり次第、みんなで行きましょうか」


 笑顔でシーナはそう答えると、喜びを抑えきれずシエラはヒメノの手を引いて一緒にリビングの方へ向かっていった。

 どうせならお金周りの事について聞いてみよう。冒険者になるにしても、仕事をするにしても色々足りない事があるし。そこら辺の事情を聞いておく分には疑われる事は無いだろう。王様に会えるにはどのくらいかかるか分からないし、お金の通貨の事も必要になるだろう。


「シーナ、お金の事について聞いてもいい?」


「あ、はい。今はお食事の準備中ですので後で、私で良ければお話します」


「ありがとう、それじゃあ後でお願いします」


 お金が必要なのはどの世界も共通なのか、確かに昔の日本でも物々交換的な物は存在したがどの国も結局はお金というものを使ってる。流通を知っていなければ、商人も出来ない。そもそも生活基準もよく分かってないし、完全に大きな子供な状態だ。


「それと、クリシック様を見かけましたら朝食の準備が整うので、リビングにいらっしゃってくださいと、言っておいてもらえませんか?」


 そんな事を頼まれてしまった。そういえば、クリシックは子供に囲まれたりしていたが何をして過ごしているんだろう。どうせ朝食を待っている間は暇、とりあえずリビングに行ってみるがクリシックの姿は見えなかった。

 何処に行っているのか探し回ってみると、窓から彼の背中を見つける。小さい庭に出てなにかやっている様だがここからでは、1人で何かしてるくらいしか分からない。



 屋敷の扉を開け、クリシックの姿を見た庭の方へ向かうと何かぶつぶつ聞こえてくる。


「うーん、何か無いのか。オープン! いやメニュー!」


「……何やってるの?」


「うお! ヒイラギ、いきなり後ろから話かけないでくれ。びっくりしたぞ」

 気づかない程何をやっていたんだ。1人ぶつぶつ言ってる危ない人にしか見えないぞ、その衛兵顔負けのガタイの良さで。


 それにしたって何をしてたんだ? 別に庭の世話をしてた訳じゃないし、だからって体を動かしてた訳でもなかったし。


「何って、あれだよ。異世界あるあるを試してた」


「何か言ったりしたら、メニュー画面が出るとか出ないとか?」


「そうだ。あの時は無我夢中で色々やっていたが、何して良いのか分からない事ばかりだ。それにメニューがなきゃ職業も変えらないし。スキルの確認も出来ない、武器の出し入れも出来ないからな」


 異世界あるあるというか、ゲーム的な何かを試してみたかったのだろうな。

 確かに武器の出し入れや、アイテムの出し入れが出来れば困ることは少なくなるだろうな。俺に関してはMPの使いすぎでぶっ倒れたし、この世界の常識やゲームの知識じゃ分からない所が多すぎる気もするな。というかどちらにしても誰が見てるか分からない所で、堂々と言えるお前が凄いよ。


「そうだ、シエラやヒメノに手伝ってもらって色々試してみたいことがあるんだが」


「スキルを使ってみたいとか?」

 そんな所じゃないか? 何が防げて何がダメなのかやってみたいんだろう。


「分かってるじゃないか、飯終わったらお願いしていいか?」


「うーん、この後服を買いに行くとか言ってたから、無理かも。その後もヒメノと周辺を周ってみる約束してるし」


 そうか……と少し落胆しつつも、色々口に出しては試しているようだ。

 そっかスキルやアイテム、職業もあったな。現実ってそういうもので片付けていたけど、出来るのと出来ないとじゃ全然違うな。神のなんとかで出来るようにならないかな……なんかもう色々考える事多すぎて、そろそろ処理仕切れないんだけど。

 あの様子だと買い物を付き合わされそうだし、少しやってみたい気持ちもあったんだけどな。でも同じ服着てるって、色々衛生面とか元世界での知識がある分気になってしまう。


「あ、クリ。シーナがそろそろご飯出来るからリビングに集まってって」


「了解、あぁ……その、なんだ」


「ん、どうしたの?」


「いや、なんでもない。気にしないでくれ」


 何か言いかけた様だが、クリシックは何も言わず誤魔化した。少し恥ずかしかったのか目を逸らしつつ、頭を掻きながら俺の隣に並んでリビングへ向かう。


 ヒメノもクリシックも色々思う所があるみたいだが、とりあえずはこの生活という物を楽しんでいるようだ。今はそれでいいと思う。楽しめている内に楽しむべきだと俺は思っている。

 さてと、服か。俺にとっては普段は着れればどうでも良いものだが……俺のキャラクターを飾る分には好きだから、付き合うか。あぁそういえばゲーム内の防御力とかってこっちでは変化するんだろうか? スキルの有効性とかも気になるなぁ。

実は次回、お盆休みに入るので。お休みになります。

それまでに作成して、更新が出来れば8月13日金曜日にします。

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