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2 プロローグB
楽しんで頂けたら幸いです。
ちょっと前まで夜景を撮ることに凝っていた俺は、星座に興味を持っていたことがある。
家の近くにある図書館で借りてきた星座図鑑を眺めていた。そして興味のある星座をフィルムに収めるため、俺は祖父から受け継いだ一眼レフカメラを手に持ち、最高のシャッターを押すタイミングを待ったもんだ。
冬の冷気が肌を突き刺すように染み渡り、吐く色は白い。俺は長い時間の間その最高の瞬間待った。
そして、時が来た。
最高の位置。
最高の輝き。
俺は逃さずフィルムにその光景を収めた。
自分の物だけにしようと。
あの時の感動を。
胸の高鳴りを。
気持ちを。
今でも鮮明に覚えている。
まあ、その代わりに風邪を引いたことは今では友人の間で笑い話になっているのだが。先生にも頭を叩かれるくらいだ。
まったくもって馬鹿なことをやったものである。
さて、そんな俺がとくに根気よく撮っていた星座は冬のオリオン座だ。
誰しもが一度は聞いたことがある星座だと思う。黒服を着た映画のキーワードになるくらい有名なオリオン座を毎晩飽きずに撮っていた。
何枚も何枚も。
そして、だからなのか、俺はある不思議な少女にであるのだった。
オリオン座と言う因果の元に。
読んで頂きありがとうございました。




