世にも不毛な物語。
なんだかんだ歳上の部下が一番扱いにくい。働き方改革の過渡期と共にキャリアを重ねてきた齢40の私より一回り上の、ヒラの「戦闘員」のまま定年を迎えようとしているおじさん達が特に。思考が昭和からアップデートされないから問題が多々生じる。とりあえず「残業している自分」に酔っているのが私らくらいまでの世代の悪癖だな。昭和のおじさん「戦闘員」達は残業ありきの効率無視で仕事して、当然のように「幹部」は最後まで付き合うものだと思い込むのをやめて欲しいのだが難しい。すぐ拗ねるしなあ。
田舎だから、20時を回るとスーパーも大半の飲食店も営業していない。だからといって居酒屋に行って注文してもいない突き出しに出費したり「お冷やでいいです」と言い辛いからソフトドリンクを注文してというのも癪だし酔っ払いが騒いでいるのも嫌いだから、残業後に寄る店が限られてきて、ここしばらく夕食がマンネリ化している。
――思い切って、平素から「別に全国あちこちにあるしいつでも行けるし一人で行くのもなぁ〜」と敬遠していたCOCO'Sでハンバーグダブルにライス大盛ドリンク・スープバーなど注文してみる。1,672円とかいう思った以上のいいお値段に肝が冷えた。隣の客が「とりあえず生」からの次から次に一品料理を注文して更にステーキにライスとスープバーまでつけてるのは一体全体おいくら万円してるんだ? どうも酒飲みの金銭感覚についていけない。
そしてつくづく思ったけど、私はドリンクバー向いてないな。スープバーも余計だった。「大盛にしたのに、おかずに対して米が足りないんだがぁ?」とか思いながら早々にハンバーグとライスを完食した後の、いっぱい飲まないと勿体ないからドリンクバーで粘るこの時間が凄く無駄に感じる。さっさと帰宅してシャワー浴びてベッドにダイブしたい。眠い。
考えてみたらファミレスのドリンクバーって、子供の飲み残しを飲んでしまうことに後ろめたさを感じたくないから親の分も注文していたようなものだったし、子供が食べ終わるのを待つ間の慰みという感じだったな…。残業後のさっさと帰りたい気分でこれを注文するのは、ちょっと違った。




