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陰気なリア充おやじのチラ裏。  作者: おぎん
黒歴史の続き。
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ジュリアの懺悔11

 あの決闘によりランキング上位の魔法少女たちが「魔女狩り」妻木麻衣子に倒されたこともあり、「フェイクスリー」イゼベルと荻野柾に立ち向かえる魔法少女はほとんど残っていませんでした。


 一方、行方不明となった荻野柾は三津山愛子に匿われていました。大人であることから逃げ出したい、学生時代に戻りたいと語る彼女に一部共感しながら、柾は正気と狂気の狭間で揺れ続けます。


 そして、「赤い竜」がその姿を現しました。ブロントサウルス。雷のトカゲという意味の、当時は「実在しない恐竜」と認識されていたため、「魔物」として「フェイクスリー」イゼベルが使役することができたのです。


 同時に、雷妖精アリアロッタが復活し、入院している妻木麻衣子のもとに現れました。再び麻衣子と契約しようとするアリアロッタを、リアが制止します。人間の姿になった自分と契約せよと。麻衣子を闇に誘う全ての因縁を断ち切るために。


「力を貸しておくれ、アリアロッタ。わらわが全ての因縁を断ち切ってみせるから。妖精に関わったが故の不幸は、妖精の手でけじめをつけたいのじゃ。いや…いや、そんな綺麗事ではないな…わらわは、ただ、愛する者を、己が手で取り戻したいよ。また一緒にいたいよ…マサキとずっと一緒にいたいよ…だから頼む…力を、貸しておくれ」


 そして、妖精ヒィナからの魔法少女協会への働きかけにより、零級魔法少女リアが誕生し、彼女は竜殺しの剣を得たのでした。


 ブロントサウルスとの戦いは、今思い出しても鳥肌が立ちます。20メートル以上の巨大な身体が地響きを立てて暴れ、触れられただけで命を失うことを予感させました。荻野真咲たちは「フェイクスリー」イゼベルと融合した荻野柾と交戦していたため、魔法少女の力だけでブロントサウルスを倒さなければなりませんでした。――最終的にはリアが竜殺しの剣でその肺を傷つけ、その傷口に皐月が零距離で魔力を叩き込み、肺の中を水で満たすことで祓うことに成功しました。

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