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陰気なリア充おやじのチラ裏。  作者: おぎん
恥晒しの自分語り。
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青野と佐伯の誕生日設定で父親の情状酌量の余地を断ち切る潔さよ…。

 ここのところ長男がスマホのパスワードを解除して勝手にゲームのアプリをインストールしているという通知メールが、何度か私に届く。もうすぐ小学5年生。親が設定したパスワードを看破する程度の悪知恵は身についてきたが、そういうの全部バレているのよということまでは思い至らない。この辺、完全に聞き分けがいいより、社会に出てやらかす前に親に叱られて、清廉潔白に生きるか熟考して完全犯罪をやり切るか判断することを覚えた方が本人のためなのか。


 長男はASDだが、そう診断されたのは小学生になってからだ。知能指数自体はぎりぎりギフテッドと認定されない程度に高いため、幼児期は何とかカバーできていたところが多々あり、諸々の苦手なところは個性の範疇と診断されていた。


 賢いけど感情をコントロールするのも他者の感情を読み取るのも苦手なので、人間関係のトラブルが多い。彼と最も接する時間が多い次男が先行して妻の実家で暮らしているのも、長男の過干渉によるところが大きい。単身赴任する際に私が最も危惧していたことが、やはりそうなってしまった。


 こういう子供には学園ドラマなんかで「こういう状況ではこういう気持ちになるものなんだな」という一般論を学習させると多少の効果があるというのだが、例によって「私はドラマとか良くわからんからいいのを探してみて」という妻自身が、いざテレビをつけると興味なさそうに横から話しかけてきたり、何なら「宿題も時間割も部屋の片付けもできてないのに何テレビばっかり見とんねん!」と怒る始末なので中々。


 間を取ってアニメとかマンガならどうよ…と昨年勧めてみたのがNHKで放送されていた「青のオーケストラ」である。なんだかんだNHKはこういう道徳の授業にも使えそうな――実際に使えるとは言ってない――作品が強い。土曜日に再放送している「宇宙よりも遠い場所」も勧めてみるつもりで毎週録画している。


 しかしながら長男がこういう具合で甲斐甲斐しく三男の世話を焼いたりせず、年齢差やダウン症故に身体がうまく使えないところを禄に配慮せず対等に扱うからこそ、三男がダウン症児としては異例なレベルで身の回りのことや運動ができていたりするし、一概に良いと悪いの二段階評価ができない。

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