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陰気なリア充おやじのチラ裏。  作者: おぎん
恥晒しの自分語り。
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痩せ我慢でも「我が生涯に一片の悔い無し」と言いたい。

 昔、ネット小説の場を借りて、主人公の設定という体裁で、交通事故で死にかけた時に――脳になるのか心になるのか――運命を受け容れてしまったから、死ぬことへの恐怖が麻痺してしまい、生きることへの執着が薄れてしまったことを告白した。誰かに打ち明けたかったんだろうなあ。肯定も否定もされないようにした上で。


 「死にたい」でも「自分は死ぬべき存在だ」でもなく「別に死ぬのって大したことないな…」という感覚。その最期の瞬間まで苦しみ続けるのは辛いから、そういう心境になるのかもしれない。これで楽になれる。眠たいから眠るという行為と大差はない。ただ、二度と目が醒めないだけだって。諸行無常というか。


 一人で家にいるとスマホでだらだらネットサーフィンをする時間が増えて、自然と誰かが亡くなったニュースを目にする機会が増える。私は善人ではないので、関わりのない人の訃報にいちいち胸を痛めたりすることはないけれど。ないのだけれど、まあ、思うところはある。そろそろ残りの人生の方が短いだろうお年頃だし。


 とりあえず、やりたいことは、生あるうちに、心と体がなるたけ元気なうちにやっておかないとなあ…と思う。全く悔いのない人生は無理にしても、今際のやり残しへの後悔を少しでも減らして、遺された人たちが「やりたいことをやって楽しい人生に満足して往生した」と思えるように。


 まあ、先述のネット小説を完結させるなんてのも、やりたいことというかやり残したことの一つではあるな。実際、小説投稿サイトが消滅したときは、改題して別の形で再開するとか色々あの手この手を考えたりはしたし。なんだかんだ挫折したけど。当時はそれなりに読んでくれている人がいたり、まだ子供も産まれていなくて時間は取れたのになあ。うん…やっぱ「まどマギ」の大ヒットが一番きつかったな…。


 雑誌の休刊だったり関係者とのトラブルだったり諸事情あって未完のまま続きが描かれない作品の産みの親ってこんな気分なんだろうかとか超おこがましい想像をしたりもする。CLAMP先生のXとかね。松本零士先生の訃報に銀河鉄道999とニーベルングの指環の続きは――もう諦めてはいたが――永遠に描かれることはないんだなと寂しさを覚えたものだったが、松本先生も葛藤していたのかなとか。


 とりあえずガラスの仮面は美内先生の体力的に完結が難しいにしても、その結末だけは先生がお元気なうちに示してほしいのです…。

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