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陰気なリア充おやじのチラ裏。  作者: おぎん
虚空に向けて独りごつ。
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シシテミンナノ。

 遂に小学校6年間において長男の運動会フル参加は叶わなかった。先に述べてきた通り、長男はASDにADHDを併発しているIQ130超のギフテッドとかいう生きにくそうなスペックを備え生をうけた。今回は最後の演しもので振り付けがわからなくなりその場を飛び出したのだが、数分後に復帰したから成長したと言えば成長したところ。


 それはそれとしてダウン症児で知的障害があり未だに喋ることができない三男が朝から体調不良で、やはり運動会を終えると発熱して寝込むことになった。長男と次男――きょうだい児であった彼も先日に発達障害と診断された――は三男の具合が悪いことに全く気がつかず、妻は「体温計で計って平熱なら健康体」というハードな物差ししか持ち合わせていないので、私の「なんか熱っぽいしおかしくない?」という意見が通らなかったのだった。夕方に長男の習い事の集まりでボーリングに行く約束があると言うので、私が残り三男の看病をする。お土産がラーメン屋のこってり唐揚げ10個。病床の三男が目を輝かせて一口囓り、その場で吐きかけた。妻と長男と次男という共感性の低い三人のチョイスだとこうなるわね…。三男が体調について言語化できるようになれば良いのだが難しい。


 私はそこそこの確率で心筋梗塞を引き起こして突然死する身であり、単身赴任の間には救急車を呼んでくれる同居人もいないから孤独死待ったなしなのだが、どうやら妻子と同居していたところで誰も救急車を呼んでくれないのは変わらないようだぞ…? なら「○○が救急車を呼ばなかったから」とか遺族間で喧嘩になるくらいなら一人で死んでしまった方が禍根を遺さず逝けるのか。ついでに目眩に耐えながら乗った帰りの電車で上着を紛失。あーあ、気が滅入る。

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