『雲 気』 作者: 詩織 掲載日:2017/10/12 見て、あの雲、 「ん?」 なんだか、竜みたい 「ほんとだ、」 あ~ぁ、崩れちゃった、 「。(笑)」 ひとときとして同じ雲を見ることはない。 時として龍に見えていた雲は すでにその塊を崩し 悠々と下界を見下ろしている。 その同じ塊がつぎになにを魅せるかは 誰も知らない。 大切なものは いつも手のひらを零れ落ちて 掴もうとすればするほど届かなくて、 そして 気付いた時にはもう… 哀しいのは離れてしまった距離 さよならも言わず 終った恋。 あの日とおなじ空の色… 朝の風は冷たく 遠雷が冬を告げる。 鉤状雲(かぎじょううん) 絹雲の先端が鉤状になっている雲。 あしたから寒くなるって、 風邪ひかないでね♪