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手紙〜あなたへ〜



ありがとうと、動いた唇はすでに青かった。




愛しい人よ。




あなたの開かぬ瞳に私の涙が重なっているのに、


あなたはまだ眠り姫でいるのですか?


私の魂の叫びはもう届かないのですか?


あなたがいつだって


“愛している”


と伝えていた、


私というあなたの恋人がこんなにも苦しんでいるのに、


あなたはまだ答えてくれないのですか?






見なさい。もう太陽が沈んでいる。

私達の家へ帰りましょう。






私のあなたに対する全ての行動が何の意味もない事に気付くのには、大分時間が必要でした。あなたはもう、逝ってしまったのですね。もう二度と、あなたの華のような笑顔や、心地よい声の音、あの優美な踊りを見ることはできないのですね。


現実に戻った私は、自分の体が恐怖に蹂躙されているのに嫌でも気付かされました。




愛しい人よ。




どうか一日一秒でも早く、


私をあなたのもとへ引き寄せてください。


あなたの居場所が、私の居場所なのです。



あなたのいない世界に、




やはり私は




いないのです。






愛しい恋人、セリザリアンへ




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