『自己開示』について
『自己開示』
・自己開示とは、自分自身に関する情報を、何の意図もなく、言語を介してありのままに伝えることを指して言う。しかし実際には、本人が自分自身の姿を正確に認識していない場合や、受け手側の意図が入り、誤認する可能性もあるため、必ずしも一定の意図のもとで伝達できるとは限らないと言える。また自己開示には、返報性の現象があり、自己開示の受け手は、相手の開示した情報と同じ程度の情報を開示することがあるとも言われている。
・これらの観点から、自己開示をコミュニケーションの一部としてとらえ、対人関係における自己開示に着目した研究も多く行われている。また自己開示は、組織内コミュニケーションの活性化を図る上でも、重要な要素の一つとなっている。
人材マネジメント用語集より引用
私は昔から、自分の事を聞かれることが苦手である。
嫌いと言っても良い。
今日の学校どうだった
病院の結果は
最近彼女とはうまくいっている等
私は人生においてこれらの質問に対してまともに答えた事がない。
毎度適当にごまかしてしまう。
ザクが学校を占拠して大変だった。
蛇がおなかの中を這っているらしい。
彼女は月へ帰った。
こんな風に答えてしまうのだ。
自分から自分の事を話すことには一切抵抗はないが、
人に聞かれるとどうもダメだ。
照れくさくて、真面目に話せなくなる。
だからか、私には友達が少ない。
恐らく、
自分の事をきちんと明かさない奴なんてのは、気味が悪くて嫌なのだろう。
それでけんかになる事だってあるのだ。
それでも私は自己開示が出来ない。
これを発達障害だからそんなもんだ
と論じてしまうのは、あまりに寂しすぎる。
原因を探ってみよう。
私はコーチングというものを受けてみる事にした。
コーチングとは、会話の中で、物事の問題点や解決策を見つける手法である。