『メンヘラについて』
はじめまして田中と申します。
これから毎週1本ずつエッセイを投稿していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
わがままを言えるのであれば、あらすじ部分は最初に読んでおいてもらえると幸いです。
『メンヘラ』
メンヘラの意味・定義
メンヘラは、おおむね「病んでいる人」「心に何かしらの問題を抱えている人」という意味合いで用いられているインターネットスラング。厳密な定義づけは難しいが、「精神的に変調を来して参ってしまっている」「精神の平衡を失う(気が触れる)」「面倒で生きづらい性格に難儀している人」といった幅広いニュアンスで使われることがある。
weblio辞書より引用
私はどうやら世にいうところのメンヘラというやつらしい。
「男のメンヘラってきつすぎ」
そう言われて彼女に振られて早5年が立とうとしている。
その時の事を思い出すと、今でも心臓が掴まれたようになり眠れなくなる。
未だに私はその人との写真や動画、lineのトークなどを大事にではないが、とってある。
怒らせた理由やその言い訳などを未だに考えては、頭の中の自分と永遠に問答を繰り返す事がある。
(友人に言わせればそういう所がメンヘラなのだとか)
そう言った世間でいえば簡単に捨てられる事、切り替えられる事が私にはとても難しい。
人から注意されれば、1日ブルーだし、いじわるされたらずっと忘れない、彼女と別れたら、5年間ずーっと想ってしまうのだ。
つまり、私はメンヘラを治さなければ、きっと幸せな結婚はできないのだろう。
その思いから私は、地元の心療内科を受診することにした。
最初は、私と同い年くらいの若い女性の心理療法士の方にどうして、ここに来たのか、どういった所が生き辛いのかを聴かれる。
情けない話だが、こうなると私は弱い。
若くてきれい、(できることならこの人と結婚したい・・・)な女性に対して、
メンヘラなせいで、彼女に振られて困っている、とは口が裂けても言えないのだ。
あぁ困った。
せっかく出たくない家から出て、車を走らせ、わざわざやってきたのに。
このままでは、どうしようもないではないか
そんな叱責が頭の中に鳴り響く。
(比喩表現ではなく本当に僕の頭の世界では鳴り響いている)
様々なシュミレーションを頭の中でおこなっても、”メンヘラで困っている”を婉曲にかつカッコよく相談することができない。
観念した私はもうこの事を相談する事にした。
(私は当時、発達障害に特別詳しいというわけではなかったが、自分がそうなのであろうとは、薄々勘付いていた。)
メンヘラかどうか知りたかったのに、
メンヘラを治したかったのに。
そこからは、あれよあれよと問診は進んだ。
決まった席に座れないと、イライラして何も出来なくなること
選挙カーや救急車、ファミレスのしゃべり声がうるさすぎて、堪えることができないこと
人の気持ちに共感しづらい事
意図を汲んで動けないこと
集中して物事が出来ないこと等
1時間以上はその場で喋り続けたと思う。
(今から考えればご迷惑をおかけしたと恥じ入るばかり)
その後2週間ほど間隔をあけ、
質問に答えたり、知能テストを受けたり、発達障害かどうかの診察をうけた。
結果やはり私は、発達障害であった。
(どうしてこうなったのだろう(´;ω;`)ウゥゥ)
私はストラテラという薬を夜2錠飲む事が決まっただけで、メンヘラについては、何も進展させる事が出来なかった。
そういった文章を記念すべき初エッセイの1つ目のページに投稿しようと、
ふとメンヘラの定義を辞書で調べると。
あれ
私のメンヘラの正体って発達障害じゃないか
びっくりした。
そんな2022年1月
発達障害の治療、もといメンヘラの治療のために文章を書くことを決意した。
第一回からぐしゃぐしゃの文で申し訳ございません。
最初は『出会い』について書く計画であったのが、作成途中にメンヘラに変わる等、
ぐしゃぐしゃして、結果こうなりました。
今後もそうなると思いますが、あくまでも私の手記を拾って読んだだけ。
そんな程度のものですが、
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。