捻じれてめちゃめちゃになっている赤い糸は誰と繋がっている!?
私の好きな男性は、女性に興味がないんだって、、、!
___それって?
恋愛対象は、、、【同性】って事!?
___私は、ずっとそう思ってた。
___でも、どうやら? 違うらしいという事が分かったわ。
___何故、そう思ったのか、、、?
私と彼は、同じ高校で学年は彼の方が1つ上の先輩。
同じ部活の先輩で、バスケ部だったの!
私は、高校1年生の時に、彼にはじめて告白したわ!
『藤堂先輩! 話したい事があるんですけど、、、いいですか?』
『・・・あぁ、いいよ! 何?』
『ここで話せる内容じゃないので放課後、屋上で待っててください!』
『・・・あぁ、分かった!』
*
___私は、生まれて初めて! 私から男性に告白するのよ!!!
【・・・告白って? こんなにドキドキするんだ!】
あの時の私は、緊張で口がカラカラに渇いて、心臓が飛び出そうな
ぐらい、ドキドキしていたのを今でも憶えているわ。
『___あぁ、藤堂先輩!』
『ごめん、ごめん! 少し遅くなって、、、。』
『・・・それは、いいんです! 来てくれただけで...。』
『・・・でっ? 話って、なに?』
『前から、藤堂先輩の事が好きなだったんです、、、! もし良かったら、』
『ごめん! 上切の気持ちには答えてやれないんだ!』
『・・・えぇ!?』
『ごめん、俺、女性に興味がないんだよ!』
『・・・えぇ!? 嘘!?』
『本当だよ! 上切、ごめんな!』
『・・・・・・』
▽
___私は、こうして! 藤堂先輩にフラれたわ...。
それに、私はてっきりあんな風な言い方をされたから、、、?
藤堂先輩は、そっちの男性が好きなんだと、、、。
これは、藤堂先輩が高校を卒業して知った事なんだけど、、、?
他にずっと藤堂先輩が好きな女性がいて、その女性の事が
忘れられないからという事が分かったわ!
___私が、高校3年生の夏の時よ。
*
___藤堂先輩は、どんな女性が好きだったのだろう?
藤堂先輩が好きなその女性が気になったわ!
___何故なら?
私は、藤堂先輩の事が諦めきれなかったから、、、!!!
___あの時、私は藤堂先輩にフラれたのだけど、、、?
女性が好きなら、私にもまだチャンスがあるんじゃないかと思っているわ!
私の中で、藤堂先輩以外考えられない、、、!
【___藤堂先輩しか、、、!!!】
▼
___私は、藤堂先輩の好きな女性を探すことにしたわ!
高校の友達や先輩たち、藤堂先輩の友達や知り合いなどなど...。
いろんな人達に、聞きに行ったわ。
・・・そして! 遂に、藤堂先輩の好きな女性を知っている人に
出逢う事が出来たの!
『___スミマセン! お忙しいところお呼びして。』
『別にいいのよ! 貴女が、藤堂君の好きな女性を知りたいとか?』
『___ははい!』
『___でも、どうして? 知りたいの?』
『私、、藤堂先輩の事がずっと好きで、忘れられなくて! だからどうしても
藤堂先輩の好きな女性を知りたくて、、、。』
『・・・そう、分かったわ!』
『藤堂先輩の好きな女性って? 誰なんですか、、、?』
『___ワタシの妹よ!』
『・・・えぇ!? 妹さんなんですか?』
『えぇ! ワタシ達は、兄妹のように育ったのよ! ワタシの母と藤堂君の
母親が親友らしく! ワタシ達と一緒に藤堂君も育ってきたわ! 特にワタシ
の妹と藤堂君は仲が良くてね! いつも一緒にいたのよ! でも妹は事故に
遭ってしまってね! 今は、ずっと病院のベットの上で目を覚ます事なく眠っ
ているわ! あれから10年以上経つけど、、、? 毎日のように、藤堂君は
妹に会いに来ているのよ! もう妹の事を忘れて、藤堂君にも新しい恋をして
欲しいんだけど、、、? 藤堂君は、妹の事故を自分の責任だと今でも責めて
いるのよ!』
『・・・えぇ!? どうして?』
『あの時、どうして! 妹の傍にいなかったのかってね!』
『・・・でも、それって、、、? 藤堂先輩のせいじゃないですよね!』
『そうよ! でも、ワタシの話を彼は聞かないのよ!』
『・・・・・・』
『貴女なら? 藤堂君を救えるかもしれない! お願い! 藤堂君を
救ってあげて、、、!』
『・・・分かりました! 私で良ければ、、、!』
『お願い! 病院は憶測病院で、藤堂君は夕方5時以降に面会に来るわ!』
『___はい! ありがとうございました。』
『えぇ! 頑張って! ワタシも貴女を応援しているわ!』
『___あぁ、はい!』
▽
___私は、教えてもらった病院に行く事にしたわ!
藤堂先輩の来る時間に私も、、、。
___そして、藤堂先輩が病院にやってきたの!
『___藤堂先輩!』
『・・・えぇ!?』
『___お久しぶりです!』
『・・・上切、なんで? ここに!』
『藤堂先輩の事、聞きました! ここにいるって!』
『・・・楓夏に聞いたのか?』
『___はい、スミマセン! こんなところまで押しかけてきて。』
『___いや? いいんだ! 少し話そうか!』
『___はい!』
*
___私と藤堂先輩は、病院の屋上へ。
『___なんだか? 久しぶりだな~上切!』
『___あぁ、はい!』
『あの時も、屋上だったな!』
『・・・あぁ、はい! どうしても、、、藤堂先輩の事が諦めきれなくて。』
『・・・本当はあの時、嬉しかったんだ俺! 女の子から告白されるなんて!
思ってもみなかったからな!』
『・・・でも、藤堂先輩モテてたじゃないですか?』
『そうでもなかったんだよ! 俺さ~誰が流した噂なのか? 男が好きみたいな
事になっててさ~だから、俺の事いいなって! 想ってた女の子でも、その噂で!
諦めてたんじゃないんかって、、、!』
『・・・そうだったんですか?』
『___上切って? そういうの疎いよね!』
『・・・そうかも!』
『アハハ~そういうところが上切のいいところでもあると思うよ!』
『___じゃあ! 私と!』
『ごめん! やっぱり俺は夏花の事が好きなんだ、、、!!! すまない!』
『・・・でも夏花さんは?』
『あぁ、ずっと病院のベットで眠っているよ! それでも俺は、、、。』
『・・・・・・』
『___ごめん、』
『分かりました! 藤堂先輩の事は諦めます! ただ、』
『___“ただ?”』
『___会ってもいいですか? 夏花さんに!』
『___あぁ! いいよ!』
▽
___私と藤堂先輩は、夏花さんの病室へ。
いろんな機械で夏花さんは、何とか生きているように私には見えたわ!
目を瞑っている夏花さんは、まるでずっと眠り続けてこのまま起きる事
もなく彼女は眠ったまま、、、。
___私には、そんな風に見えたのよ!
___藤堂先輩は、私にこう言ったわ!
『___今日は、ありがとう!』
私の、長い長い藤堂先輩への気持ちは糸が切れてしまったように、、、。
終わってしまったわ!
彼は、私にとっての【運命の赤い糸で結ばれた人ではなかったのよ!】
___この?
私の捻じれてめちゃめちゃになっている赤い糸は誰と繋がっているのかな?
最後までお読みいただきありがとうございます。