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私の日常・非日常  作者: 森崎優嘉
3年生
33/36

不覚です…

次の日、再建の手伝いを希望したのは新しい生徒会役員の希ちゃん、咲ちゃん、水波ちゃん。元生徒会役員は蓮君、友美ちゃん、勇太君、美奈子ちゃん…風紀委員は佳奈ちゃんと渉君。A組は雪音、悟君、杏奈ちゃんと舞ちゃんが来てくれたようです。

私は1人、自室で事後処理に追われています…沙耶も部屋を行ったり来たりしています。今頃保護者会が行われているのでしょうね。


「マリ様、佐山殿がいらっしゃいました」

「祐さんが?通してちょうだい」

「畏まりました」


祐さんが…。


「茉里奈、今回は大変だったようだな」

「祐さん…」

「英二の見舞いついでだ、アイツもまだ未熟者だな」


祐さんは家族にも容赦ないのですけど…とても優しい方なのですよ。


「ですが、英二が庇ってくれなかったら私が撃たれていました」

「そうか…そういえば、先程康介に会ったな。学校の再建か」

「はい、生徒も少数手伝っています」

「受験生だったな」

「はい…幸い、大学の入試はまだですし、専門も大丈夫なので」


推薦は無事に終わっていますからね。


「…そろそろ帰らねばな、次男のことよろしく頼むぞ」

「はい」


祐さんを見送って部屋に戻っている時、大勢の人が外へと…保護者会が終わったようですね。帰って行く保護者達を横目に自分の部屋へと戻りました。

やることはまだまだたくさんあります…頑張るしか無いですね。




   *   *   *




季節は冬、本来なら冬休みなのですがまだ校舎も完成していませんし授業どころでは無かったので…機関が所有する建物で授業は再開されています…まだ動くことも出来ない人達が多いのですけどね。

校長は勿論未だ回復しておらず、大学までの教養を得ている私が何故か校長に近い立場で先生方に命令を出し3年A組の担任や亡くなった先生の代わりとして教員をしています。


「この問題は教科書にある法則①で解けます…」


現在、3年A組の授業を行なっていますが…終わりの時間ですね。


「今日の授業はここまで」


今日の授業はこれで最後なのでみんなも下校ということです。雪音達は学校建設で色々とやるようですが…私もこの後仕事がありますからね。


『マリ様、任務です』

「…分かったわ」


英二は徐々に回復していますが、まだ時間がかかります…斗和はまだ目を覚ましません。部隊もゲガから回復している者も多いですが、戦力的には全然です…疲れている身体を動かすしかないのですよ。


「杏奈!あのね、校舎の例の部分デザイン考えてきたんだよ!」

「本当?教えて」

「どんなデザインなんだ?」


杏奈ちゃん達の声を背に教室を出ました…心配そうに見つめる雪音に気づきながら、でも振り返ることはせず長の部屋へと向かいました。


「忙しい所に任務だ…”シャドウ”と協力関係だった組織を特定した」


その組織を制圧するのが今回の任務…あの”シャドウ”と協力関係ということはかなり手強いと思われるので気を付けなければ…。


装備を整え組織の拠点地へと向かう。薄暗い所にあるそれは、まるでお化け屋敷のようです…私の後ろには沙耶と加藤部隊です。


「こちら茉里奈、準備完了」

『了解、今から作戦を開始する……行け』


今回の指揮官、黒澤さんの合図で突入する…銃とナイフ、視界が赤くなりながらもボスを倒すことが出来ました。


「こちら茉里奈、ボスを射殺」

『了解、茉里奈は…』


ドォォォォォォン!!!!!!


どこからか地面が揺れるほどの爆発音が聞こえました…西のほうですね。


『西側で爆発ッ!急いでそこから退避してくれ!!!』

「了解!」


私達は急いで外へ向かう…あのボス、そこら中に爆弾を仕掛けていたのねッ…やられたわ。

後ろからの爆発が近づいてくる…。


「マリ様ッ!窓から!」


沙耶の言葉で窓から脱出、しかし爆風で吹き飛ばされました。


「グッ…」


飛ばされる感覚、地面に打ち付けられる感覚が同時にしました。目を開けると瓦礫が飛び散り人の手足が見えます…。


「マリ様、ご無事ですか」

「…ええ、沙耶は」

「なんとか」


痛む身体に力を入れなんとか起き上がると沙耶と加藤部隊長側に。


「加藤部隊長、大丈夫ですか」

「ああ…何とかな、だが…数人はもうだめだ」


…そうですね。


「茉里奈!沙耶!加藤!」


走ってきたのは佐藤部隊長です。


「生きてる奴らを先に運べ」

「そうね…運んで!」


10人いた部隊も4人だけです…それだけ爆破の威力があったということ。


「3人共怪我は」

「俺は大丈夫だ」

「私も大丈夫です」

「私も…っと」

「マリ様!」


立った瞬間ふらつきました…大丈夫ですよ。


「…ッ」

「マリ様、やはりどこか」

「大丈夫よ…」

「大丈夫じゃないな」


結局、沙耶に肩を貸してもらって車へ戻りました。


「3人とも無事だったか…茉里奈?」

「マリ様の様子が変なんです…マリ様?」

「大丈夫、よ」


あれ、どうしてでしょう…力が入りません。


「すごい熱じゃない!」

「石黒指揮官、後は任せるぞ」

「ああ、こっちはいいから早く茉里奈を」

「マリ様…」


熱のせいですかね…ぼんやりとしています…目を閉じそのまま意識を失いました。


目を覚ます、ここは…期間にある私達の部屋ですね。


「茉里奈、起きたのね…具合はどう?」

「…お母さん?」

「過労によるものだって…色々、無理させてたわね」

「ううん…大丈夫、忙しいのはみんなそうだから」

「今日は一日私がいるから、何かあったらすぐに言うのよ?」

「…うん」


窓を見ると明るいですね…。


「あれから一日経ったわ…そうだ、お粥があるけど食べれそう?」

「…食べる」

「そう、じゃあちょっと待っててね」


今回の事件で怪我人が多いので私はこの部屋に来たのでしょうね、病院にはまだ生徒がいますから…そういえば授業の方はどうなっているのでしょう。


「お待たせ」


起き上がりお粥を食べる…おいしいです。


「お母さん、授業の方はどうなってるの?」

「A組の担任は冬休みの間だけ和葉がやっているし、授業には弘人君が行なってくれているわ」

「…そっか」


大変人気なのでしょうね…お兄ちゃんは知っての通り、弘人さんも美形ですから。


「さっ!食べて薬飲んで寝る!」

「うん」


寝ましょう、おやすみなさい。



《まりな!はやく》

《まってよとわ~》


これは夢ですね…幼いころの私と斗和です。


《まりなはぼくのこんやくしゃなんだって》

《こんやくしゃ?とわとけっこんするの?》

《うん…まりなはいや?》

《ううん!うれしい!》

《そっか、ぼくもうれしい!》


お父さんに婚約者というか、許嫁だと知らされた時のことですね。場面が変わり、今度は奏が死んだ時ですね。


《…ッ…グズッ…》

《茉里奈…》

《私の…私のせいだ》


突然周りが暗くなりました。


《茉里奈の…》


《茉里奈のせいで…》


やめて…


《茉里奈が強くなかったから》


やめてッ…


《茉里奈、君とはもう会えないよ…じゃあね》


幼い斗和が遠くへ行く…待って、行かないでッ!斗和ッ!私を…1人にしないでッ!!!!

足元には赤い血だまり…そこから今まで殺して来た人間が…やめてッ…嫌ッ!!!!!!


《オマエガワレワレヲコロシタナッ!!!!!!!!》


襲い掛かってくる人間の形をした怪物に私は強く目を瞑りました。


「ッ!!!はぁ…はぁ…」

「茉里奈!?どうしたの?」

「…怖い夢、見た」


今まで殺してきた人達の怨霊…地獄から這い上がって来たアレらは、常に私のことを恨んでいるのですね。手が震えてる…あの顔、怨念が篭った声を思い出す…


「大丈夫、大丈夫よ…熱が出始めただけよ、私がずっといるから。安心して寝なさい」

「…うん、おやすみ」

「おやすみなさい」


お母さんの温もりを感じながら目を閉じる…今度は夢を見ることはありませんでした。

起きれば次の日になっていました。今日はお母さんも仕事なので基本沙耶がこの部屋で仕事をするぐらいで後は私一人ですね…たまにお見舞いとしてやって来ますが。沙耶ですが、昨日は別の部屋で仕事をしていたようです…すいません。


「マリ様、具合はどうですか?」

「昨日よりはマシよ」

「そのようですね、熱も大分下がっていますし…シャワーでも浴びますか?有沙様に頼まれて着替えも用意していますが」

「そうね…さっぱりしたいから」


昨日は浴びることが出来ませんでしたから…シャワーを浴び、沙耶に髪をドライヤーで乾かしてもらいました。


「こうやって沙耶に乾かしてもらうなんていつぶりかしらね」

「そうですね…マリ様方がまだ幼い頃だったでしょうか」


私が奏の弟子として励んでいた頃、沙耶は諜報部のエージェントとして活躍していました。ですが年も近く、よく私達の面倒も見てくれていたのでしたよね。


「乾きました。まだ熱が下がりきっていないのですからお休みください」

「ええ…おやすみ」


熱のせいなのか、少し動いただけでかなり疲れました…はやく元気にならないとですね。

かなり疲れていたらしく、その後4日は熱が続きました…5日後には熱が完全に下がりましたが任務はまださせてもらえません…なので久々にお見舞いに行きましょうかね。病院の方へ行く暇すら無かったので…とりあえず英二と斗和の元ですね、満君はちょうど英二に勉強を教えてもらっているようです。


「よぉ」

「英二、調子はどう?」

「まだまだ治るまで時間が掛かりそうだぜ…茉里奈こそ、もう大丈夫なのか?」

「昨日ようやく熱が下がった所よ、皆が心配して仕事すらさせて貰えないからお見舞いに来たの」

「お前はすぐ無理するからな」

「自覚はしているのだけどね…斗和は相変わらず?」

「ああ、まだ目覚めてないな」


あれから斗和は未だ目覚めていません…。


「斗和…」

「大丈夫さ、絶対に斗和は戻ってくる…茉里奈を置いて行くやつじゃないのは知ってるだろ?」

「…そうね」

「授業の方は弘人や和葉に任せてしまってるからな、俺も早く回復しないとな。学校建設も雪音達が頑張ってるからな」

「そう…卒業までに間に合えばいいのだけど、難しいわね」

「ああ」

「…さて、私はもう行くわ」

「無理すんなよ」

「分かってる。満君、2人の事よろしくね」

「はい」


部屋を出て次に行くのは校長の元です。校長は2日前に意識が戻ったとか…美春さんがとても喜んでいると聞いています。


「あら、茉里奈ちゃん」

「こんにちは美春さん…校長も、具合はどうですか?」

「ようやく長い眠りから開放されたって感じかな」

「そうですか」

「茉里奈ちゃんも体調のほうは大丈夫なの?」

「はい。まだ仕事をするなと言われているので久しぶりにお見舞いに、先程英二と斗和の元へ行ってきました」

「斗和、まだ目覚めていないのかい?」

「…はい」

「そう…でもいつか目を覚ますわ、それまでゆっくりと待ちましょう」


美春さん、校長が目覚めるまで顔色が悪いと伺っていましたが…校長が起きたので明るい顔になったようですね。


「大丈夫?疲れているようだけど」

「いえ…今まで寝ていたせいで体力が落ちたと実感していました。体力づくりで歩いていましたが、こんなにすぐ疲れるとは」

「かなりの高熱だったと聞いているからね、和也が心配していたよ…校長の代わりもしていたんだって?その他に色々、無理をしたね」

「…どうしても無理をしていしまうもので、次からは気を付けます」


癖というか性格というか…直せないものですよ。


「そろそろ戻りますね」

「お大事にね」

「また来てね」

「はい、失礼しました」


ここらへんの病室はほぼ生徒で埋まっています。たまに賑やかな声が聞こえる中廊下を歩いて機関の1階に行くと康介さんと武文さんに会いました。


「茉里奈ちゃんじゃないか、熱出したって?」

「もう大丈夫なのかい?」

「はい、熱も下がりましたから。今は体力回復のために歩いてます」

「そう、元気になって良かったよ…そういえば、これから蓮達が来て再確認を行うんだけど茉里奈ちゃんもどうかな?」

「かなり心配してたからな、顔見せてやれ」

「そうですね、ご一緒します」


3人で3階にある部屋に向かう、この部屋はかなり広くテーブルとソファーが置いてあります。ここへ来る途中、沙耶にあって無理はしないようにとの言葉とひざ掛けを渡されました…過保護ですよ。


「ふぅ…」

「大丈夫か?」

「はい…自分が思っていた以上に体力が失われていました」

「無理して倒れないようにね…はい、お茶」

「ありがとうございます…設計の方はどうなっているのですか?」


康介さんが設計図を見せてくれました…テロなどに備えた設計の他に、雪音達が考えたであろう部分もありますね。


「いいのではないですか?元々、杉浦高校はテロなどの侵入者対策で作られている部分が多かったので…長も監修したのでしょう?」

「ああ」

「防犯系はこれで大丈夫ですね、あとは雪音達が考えた所で確認を取れば…校舎のほうは全部壊しましたから、予定より早く建設に取り掛かれると思います」

「なるべく卒業式には間に合わせたいからね」


現在12月後半、卒業式は3月なのでなんとか間に合わせたいところです。お茶を飲んで一息したところで雪音達が来ました。


「こんにちわ…って茉里奈!?もう大丈夫なの!?」

「茉里奈先輩!」

「先輩!良かったぁ…」


皆が安心した表情を浮かべています。


「心配かけてごめんなさい」

「皆座って、設計図の確認をしよう」


全員が座り設計図を見ています、ちなみに私の隣は雪音が座りました。


「いいんじゃないか?」

「うん!ここもバッチリだね」

「咲ちゃん達も問題ない?」

「ないです」


自分たちが考えたのがこうして形になると嬉しいですよね。私も何回か任務で建設に携わったことがありますが、中々楽しかったものです。


「じゃあこれで決定ということで、和也に提出だな」

「みんなで行こう」


康介さんの提案でぞろぞろと長の部屋へ…長の他に弘人さんとお兄ちゃんいました。そしてお兄ちゃんが何やら手招きを、そこのソファーに座れということですね。


「かなり疲れているだろう?」

「…お兄ちゃんには敵わないよ」

「無理するからだよ、昨日熱が下がったとはいえまた熱出すかもしれないからね」


こうしてお兄ちゃんと会話している中、長達との話も進んでいます。


「…ということで、後は頼むよ」

「了解した…中々いいじゃないか、皆もありがとう。後はこちらで進めていく、卒業式に間に合うとこちらでは計画を練ってあるからな…弘人、これを早速あいつらに」

「了解」


弘人さんが設計図を持ってどこかへ…まあ知っていますけど。


「さて…君たちにはこちらの事情で巻き込んでしまった、保護者会で話したことを君たちも伝えられているはずだが…このような事件が怒ったのは私達の責任である、機関の代表として謝罪する」


皆が困惑していますよ。


「雪音や蓮君、悟君と希ちゃん、佳奈ちゃんは入学してから巻き込まれてばかりだ」

「いえ」

「大丈夫っすよ!」

「私も大丈夫です」

「全然大丈夫です!」

「機関には感謝することがたくさんありますから」


雪音…。


「他の君たちも、巻き込んですまなかったね。困惑しただろう?」

「まあ…でも、茉里奈ちゃんと佐山先生のお陰で私達のクラスは全員無事でしたから」

「私も、斗和君がいなかったら…」

「そうだな」


斗和、みんながこんなに心配してくれているわ…だからどうか…目を覚まして。

でも…何故でしょう。


「…どうして人殺しを目の前で見て私と仲良くできるの?」

「マリ」

「夢でね…私は血の海にいて、私がこの手で殺してきた人達がずっと呪いかけてくるの」


普通、人殺しなんてした友だちがいたら離れるわ…A組の中でもそんな人達がいたもの。でも何故ここにいる人達は私から離れないのでしょう。


「視界が、赤から変わらなくなる」

「マリ、落ち着いて…疲れているんだよ」


お兄ちゃんの手が私の視界を塞ぐ、そのままお兄ちゃんの膝枕に頭が乗る感覚がしました。


「…どうした和葉、茉里奈?」

「無理した結果だから大丈夫だよ、そっちは続けて」

「うぅ…ごめんなさい」

「そうか…無理するなよ茉里奈」

「うん」


ようやくお兄ちゃんが手を離してくれました。


「すぐ無理するんだから」

「…ごめん」

「熱はないようだけど、動くのもほどほどに」

「ご心配おかけします」

「ほんとだよ」


うぐぐっ…。あ、弘人さんが帰ってきました…私の方を見て何やら察したように苦笑い。


「早速準備を始めるそうです」

「そうか、ご苦労だったな…ところで、3年生達は受験の方どうなってるのかな?悟君は武文と同じ所に行くんだろう」

「おうよ、前に試験受けさせてきた」

「同じ大学だけど建築科っすけどね」

「私と舞は同じ大学志望だから今勉強中です」

「杏奈教えるの上手だからわかりやすいの!」

「僕も2人と同じ大学だからね」


匠君と舞ちゃん、杏奈ちゃんは同じ大学なのですか、それは初知りです。


「俺は専門だな」

「勇太専門なの?」

「おうさ、友美は?」

「私は美奈子と同じ短大なの!ね~」

「うん!」


へぇ…。


「俺は父さんが通った大学に行きます」

「ってことは茉里奈と斗和と同じだな。和葉も通ってるし」

「学部は違うけど親子揃って同じ所を行くとは思わなかったよ」

「雪音は勉強どうだ?」

「順調ですよ~。わからない所はここの人達がすぐ教えてくれますから!咲ちゃんと渉君もいつも満に勉強教えてありがとうね」

「いえいえ」

「俺達も満が合格して欲しいんで」


先程は英二から教えてもらっていましたね。私は推薦ですし、どうにかなりますから大丈夫ですけど…面接とか小論文は余裕ですからね。


「一応、理事としては生徒の進路についても関わらないとだからな…仕事が増える…弘人」

「仕事してください」

「…何も言ってないじゃないか」


言わなくてもわかるという…さすが弘人さん。


「かずはぁ~」

「頑張って父さん」


お兄ちゃん…バッサリと…。


「ごめんねお父さん、私が早く回復すればいいのだけど…」

「いや、茉里奈は今まで頑張ってくれていたからな。父親として頑張らないとな!」


チョロいなんて思っていませんよ、ええ、そんなこと思うわけないじゃないですかぁ。


「チョロい(ボソッ)」

「お兄ちゃん、心の声が漏れてる」

「おっと」


わざとですね…良い笑顔ですから。

こうして、早くも学校建設に取り掛かることが出来ました。












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